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フィロのスっぽいとは何か

フィロソフィーのダンスの4thメジャーシングル「サンフラワー」がリリースされました🌻

ライブバージョンMVもあります。

こちらもメンバーの笑顔が本当に素敵です。メンバーが交互に歌い継ぐCメロにはブワッッと涙が出てしまいます。

MVを見ていて「あ〜フィロのスっぽいなあ」と思いました。そう思ったところで、フィロのスっぽいってなんぞやと頭にはてなが浮かびました。

■2種類の「フィロのスっぽい」

楽曲に対して「フィロソフィーのダンスっぽい」と思うとき、2パターンあると思います。

一つは曲調を指してフィロのスっぽいとする場合。

たとえば「ダンス・ファウンダー」。

あるいは「シスター」のようにゆったりとした上質な雰囲気の楽曲も、フィロのスっぽいとされるものかもしれません。

もう一つはメッセージ性を指してフィロのスっぽいという場合です。既成のジャンルや枠を飛び越えていくところ、いろいろな在り方を肯定してくれるところに私はフィロソフィーのダンスの精神性を感じます。

たとえば「ライブ・ライフ」。

グラスでリンクする関係 まだ知らない世界にあえるの
今夜新しいダンスが まだ知らない世界を読んでる

「ダンス・ファウンダー」もそうですね?

ここに間違ったステップなんてないんだ
誰のものでもない方法を踊れ
どこがフロアで 何がステージ
こわしていけばいい、今さらもういいよ
世界のボーダー!

特に最近は、このメッセージ性におけるフィロのスっぽさが確立されている印象です。メジャーデビューしてから、ラジオやインタビューでメンバー自身の思いを聞く機会が増えたからかもしれません。

メンバーの十束おとはさんは

誰かの人生にパワーとときめきを与えてくれる存在なら、ジャンル関係なくそれは誰かのアイドル
https://natalie.mu/music/column/433548

と話していました。

いちファンとしては、こういうところからフィロのスっぽいメンタリティとは何かを感じています。

■「サンフラワー」はどうか

「サンフラワー」は、メッセージ性においてフィロのスっぽいと感じました。

歌い出しはまさにそうです。

こんなに何もかも違う 私たちが同じ夢
追いかけてるなんて不思議だね
得意と苦手をパズルみたいに嵌めて

映画のタイアップなのでその要素も入っていますが、歌い出しはまさにフィロソフィーのダンスのことを歌っている歌詞だなと思います。

そしてサビの最後にくるのはこちら。

世界でいちばん眩しい今を 私は生きている

好きなアイドルが今を肯定してくれるのってこんなに嬉しいんだ……と再認識しました。ファンからすれば好きな存在ですから、やはり胸を張って輝いている姿が見たいです。

自分の生きている今は世界でいちばん眩しい。応援している人たちがそう歌ってくれて嬉しい限りです。

個人的な話ですが、単に曲が好きなだけでは熱量を入れて応援しようとあまり思えません。音楽から入っても、考え方や仕事に対する姿勢に惚れてこそ、ガッツリ好きになれます。

遡れば坂本真綾さんを好きになったときから、最近だとSexy Zoneに関してもそうです。

メジャーデビュー以降、哲学用語が散りばめられた楽曲ではなくなったかもしれませんが、メンバー自身の哲学をどんどん感じられるようになっている気がします。グループやメンバーの考え方に触れる機会が増えて、私は嬉しいです。

きっと楽曲面でもメンタリティの面でも、フィロのスっぽさはアップデートされていくのだと思います。エクセルシオールなグループですし!

やっぱりフィロソフィーのダンスが好きだと再認識させてくれた「サンフラワー」に感謝です。

(12/27追記:公開から今まで「ライブ・ライフ」のくだり思いっきり消えてました!!「ライブ・ライフ」の動画貼りながら「ダンス・ファウンダー」の話するマンになっていた、失礼しました……)