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ワンダーウーマン1984のあらすじ・感想
初めまして
映画が大好きなゆっちゃんです。
先日、ワンダーウーマン1984が公開され、さっそく観てきました。
今年は世界中を震撼させている新型コロナウイルスの感染拡大により、6月12日に公開されるはずが10月9日に延期になり、12月18日にやっと日本の劇場でお目見えすることができたのです。
まずは、映画情報からご紹介しますね。
製作年:2020年
時間:2時間35分
監督:パティ・ジェンキンス
音楽:ハンス・ジマー
出演:ガル・ガドット、クリス・パイン、クリスティン・ウィグ、ペドロ・パスカル、ロビン・ライト、コニー・ニールセン
2017年に公開された前作の「ワンダーウーマン」は、公開当時ヒーロー映画として米国興行収入1位を保持していた「スーパーマン」の記録を抜き、史上No.1の記録を更新!
アメコミから誕生し、テレビアニメへ、そしてテレビドラマ、映画へと変遷しています。
映画では、2016年に「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」の中で、ワンダーウーマンが初登場しています。
そして、2017年「ワンダーウーマン」「ジャスティスリーグ」が公開。
上記に続編と書きましたが、前作の舞台は、第一次世界大戦中の1918年、今回は現代社会の1984年と全く別の世界のストーリーになります。
アマゾン族の王妃ダイアナが、現代社会の1984年にどんな活躍をするのか?
1)ワンダーウーマン1984は、なぜ1984年なのか?
まず、不思議に思ったのは、今回なぜワンダーウーマン1984の舞台が1984年なのか?ということです。
ネットで情報収集してみると、次のようなことがわかりました。
・監督は、神の子ダイアナが人類はどうあるべきかをいつでも考えている為、いろいろなことで苦悩する現代社会に登場させたかったと言っています。
・また、80年代に青春時代を過ごした監督は、その頃は、楽しくて豊かで素晴らしかったが、それと同時に人間の醜い部分(チェルノブイリ原発事故、米ソ冷戦等)も現れていたため、その時代にワンダーウーマンを登場させてみたかったとも言っています。
・1984年は、世界的にも好景気で、ロサンゼルスオリンピック、レーガンの再選、社会に女性が進出し始めた時期であり、日本では日経平均株価が初めて10,000円突破!
・イギリス人作家ジョージ・オーウェルの「1984」で描かれている全体主義的・管理主義的な思想や国民を支配する人物像などこの作品と重なる部分があります。
2)ワンダーウーマン1984のあらすじ(ネタバレなし)
次にワンダーウーマン1984のあらすじをご紹介しますね。
ネタバレなしなのでご安心ください。
アマゾン族の女王ヒッポリタと神ゼウスの子として生まれたダイアナ。
卓越した格闘術と父ゼウスから授けられた超能力を発揮します。
実年齢は5000歳ともいわれている不死身の戦士、ワンダーウーマン!
1984年には、ワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館の考古学者として働き、合間に街の犯罪を食い止めるべく正義の活動していたダイアナは、ある日、FBIから盗難品の古美術品鑑定を依頼されます。
その中に願い事が何でもかなえられる魔法の石・ドリームストーンの存在に気づきます。
新任で変わり者のバーバラとダイアナは、試しにドリームストーンにお願いごとをしてしまいます。
ダイアナは、「最愛の人、スティーブが生き返ってほしい」
バーバラは、「ダイアナになりたい」と。。
その頃、ブラック・ゴールド社のマックス・ロードが、「あなたは何を望みますか?私がその願いをかなえてあげましょう」とテレビの中で宣伝しています。
しかし、借金苦に追われ厳しい経営状況に陥っていたマックスは、願いを何でもかなえてくれるドリーム・ストーンを手に入れようと必死になっており、博物館に忍び込んでバーバラを誘惑、石を盗み出してしまいます。
あるパーティで、ダイアナは、他の人の身体を借りて生き返ったスティーブと再会します。
バーバラは、ダイアナのような美貌とスタイルで周りから羨望の的になっていました。
マックスは、ドリーム・ストーンを手に入れ、自らがドリーム・ストーンになりたいとお願いしてしまいます。
自分の会社を景気よくするだけではなく、あらゆる人の願いをかなえていき、そのたびに自分のパワーを増幅させていき、世界を自分の支配下に置くまで強くなっていくのでした。
ダイアナは、混乱に陥った世界滅亡の危機を止めることができるのでしょうか?
ダイアナとスティーブの運命は?
突然現れた宿敵「チーター」の正体は?
ぜひ、劇場でご覧くださいね♪
3)ワンダーウーマン1984の評価・感想
ワンダーウーマン1984の評価・感想は下記のとおりです。
評価はあくまでも私の個人的なものになりますので、ご了承ください。
満足度4.0★★★★☆
とにかくガル・ガドットが美しい!
美人は、どんな格好していてもきれいなんだなぁ。
パーティでの白いドレス、街中でスティーブと歩きながらの地味目なつなぎ服、ゴールドアーマーなど服装を見ているだけでもうれしくなります。
後半にダイアナがある選択を迫られますが、そのシーンは泣けてきます。
前作は、「愛」がテーマ、今回は「真実」がテーマだと監督は言っています。
嘘や偽りから目をそむけずに真実を受け入れなければいけないということをダイアナは学びます。
また、人間の強欲さが世界を破滅へ導くなら、世界を破滅から救い出すのは人間の愛なんだなと感じました。
この映画を盛り上げている要因の一つにハンス・ジマーの音楽が挙げられます。
私は、映画に流れる音楽は単なるは端役ではなく、もう一人の主役だと思っています。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、「バットマン」3部作、「インターステラー」、「インセプション」、グラディエーター等、ヒット作に次から次へと素晴らしい音楽を提供してくれます。
電子音楽とオーケストラの融合が特徴で、場面に合った迫力ある音です。
4)ワンダーウーマン1984の関連作品
ワンダーウーマン1984をご覧になる前に、ぜひ観ていただきたい作品や書籍がありますので、ご紹介させていただきますね♪