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映画スタンド・バイ・ミー「好奇心いっぱいの12歳の少年たち」

こんにちは
映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。

アマゾン・プライム・ビデオで懐かしい映画が観たくなり、ロブ・ライナーの「スタンド・バイ・ミー」を鑑賞しました。

小さな町で育った12歳の4人の少年たちが、ある好奇心から冒険に出ます。

主題歌は、ベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」。

美しい風景と4人の少年たちが線路を歩いていくシーンは、ずっと心に刻み込まれています。

この作品は、アカデミー賞で脚色賞、ゴールデングローブ賞で作品賞、監督賞にノミネートされました。

今回は、12歳という好奇心いっぱいの少年たちの冒険を描いた映画スタンド・バイ・ミーを紹介しますね。

製作年:1986年
時間:84分
監督:ロブ・ライナー
出演者:ウィル・ウィートン、リバー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル、リチャード・ドレイファス、キーファー・サザーランド、ジョン・キューザック等

映画スタンド・バイ・ミーのあらすじ

まずは、映画スタンド・バイ・ミーのあらすじをご紹介しますね。

作家ゴードン(ウィル・ウィートン)は、弁護士になった幼馴染のクリス(リバー・フェニックス)が刺殺されたという記事を読みました。

そして、12歳の頃のクリスとの思い出に浸り始めます。

1959年夏、アメリカ・オレゴン州のキャッスル・ロックという人口1281人しかいない小さな町。

この町で育ったゴードンは、親しい友人3人(クリス、テディ、バーン)と一緒にいつも木の上の秘密基地で遊んでいました。

ゴードンは、まじめでおとなしく、文を書くのが得意です。

アメフトの花形選手だった兄が春先、事故で亡くなり、両親がショックを引きずっている状況です。

クリスは、リーダー的存在で、ワルぶっていますが実は優しく頭の良い少年です。

テディ(コリー・フェルドマン)は、眼鏡をかけたフランス系の少年。

彼は、ノルマンディーで戦った父親を尊敬していますが、暴力を振るわれ、耳を焼かれたことがあります。
父親はその後精神病院に収容されました。

バーン(ジェリー・オコンネル)は、少し小太りで弱気で臆病なところがあります。

ある日、バーンは兄のビリーとその友人チャンプがキャッスル・ロックから30km離れた場所に死体があるという話を聞いてしまいました。

死体はブラワーという少年で、3日前からブルーベリーを摘みに行ったきり行方不明になっていたのです。

そのブラワーのニュースは、ラジオで繰り返し流されていましたが、ビリーとチャンプは、盗んだ車を走らせていた時にブラワーの死体を見てしまったので、警察に通報することができません。

しかし、ビリーたちの話を聞いたバーンは、死体を見つければ新聞に掲載され有名になれると思い、ゴードンたちに一緒に死体を探しに行こうと誘うのでした。

4人は、キャンプに行くと家族に行って、冒険に出かけることにしました。

歌を歌いながら線路沿いを歩き、お金を出し合って食べ物を買いに行ったり、列車に追いかけられて危うくひかれそうになったり、夜の焚火の中、沢山のことを語り合ったりと、楽しい時間を過ごすのでした。

町の不良少年エースたちは、死体のこと聞きつけ、自分たちも有名になりたいと思い、車で死体のある場所へ急ぎます。

4人の少年たちは、死体を発見することができるのでしょうか?

ここから先につきましては、映画をご覧ください。

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映画スタンド・バイ・ミーの評価・口コミ

次に映画スタンド・バイ・ミーの評価や口コミのご紹介をしますね。

映画スタンド・バイ・ミーの感想

次に映画スタンド・バイ・ミーの感想をお話しますね。

ベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」を聞くと、この映画を思い出します。

12歳の少年たちの夏の冒険のお話ですが、冒険の間に少年たちの家庭環境や悩み、美しい風景など心に染みる場面が数多くあり、名作として残っていると思います。

特に、今は亡きリバー・フェニックスの美しさは、レオナルド・ディカプリオの若かりし頃と被るくらいに美しい。

現在もハリウッドで活躍しているリチャード・ドレイファス、キーファー・サザーランド、ジョン・キューザックの若い頃の演技も観れます。

12歳は、思春期が始まり、いろいろなことに疑問や悩みを抱える頃です。

そんなデリケートな時期を4人の少年たちに重ね合わせて、「こういうことがあったよな」と観る者に思い出させてくれます。

真っ暗な森の中でリバー・フェニックスが、主人公のウイル・ウィートンに進学組に行って、作家になれと言うシーン、信頼していた先生が自分に罪をかぶせてお金を横取りして自分のものを買ってしまったことを吐露しているシーン、そしてこらえきれずに涙が止まらないシーンは、胸が熱くなり、私の涙腺も緩んでしまいました。

また、主人公のウィル・ウィートンが、優秀な兄が死んだことで「地味で目立たない自分が代わりに死ねばよかったんだ」と涙ぐむシーンは、親からの愛情が欲しくてたまらない少年の胸の内が痛いほどよくわかりました。

おとなの一言がいかに少年たちの心に重く響いているのかがすごくわかります。

最後は、主人公だけが恵まれた生活を手に入れることができたのかなと思ってしまいました。

余談ですが、人にはそれぞれパーソナルソングというものがあり、10歳~15歳の頃によく聞いていた歌が、一生心の底に残り、例えば認知症になった場合でも、その頃の歌を聴くと目がイキイキとして症状が良くなったという結果が発表されているんです。

それだけ、この頃の経験は貴重だっていうことなんですね。

主人公も最後に「12歳の時のような友達はできない」と言っています。

まとめ

いかがでしたか?

12歳の少年たちの好奇心いっぱいの冒険は、「子供の頃はこういうことで悩んでいたなぁ」って自分の思い出もよみがえった方がいるのではないでしょうか?

ホラー小説が多いスティーブン・キングの意外な作品って感じもしますね。

でも、ロブ・ライナー監督は素晴らしいキャストとと美しい風景、心の機微に触れたセリフなど、見ごたえたっぷりの名作として描いてくれました。

まだ、観ていない方はぜひ一度ご覧ください。

観終わった後に、何となく心に染みるものが残ること間違いなしです。

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