起業したい学生につぐ、リスクを取れ!とはどういうことなのか解説
皆さん、こんにちは、吉川です。
今日は、有名人から社長の皆さんが良くいっている、
『リスクを取れ!』
ってどういうことなの?
みんな、そうはいっても、何を取っているの?
と分からない学生さんが多いんじゃないかと
思います。
私自身も20歳で起業しているのですが、
実を言うと、当時、これ自体何を指しているのか
全く理解できていませんでした。
どんな本を読んでもリスクを取れ!
リスクを取れ!リスクってなんやねんと。
例えば、フェイスブックの社長、
マークザッカーバーグの名言でも
「最も大きなリスクはリスクを取らないことである。
急変する世界の中で、必ず失敗する戦略は
リスクを取らないこと。」
これがどういうことなのか
ふわっとしか分かりませんでした。
まあ、いいやとりあえず、同じ立場になったら
少しはリスク取っただろうと言えるだろうと
思って、右も左も分からず起業しました。
そこから、約7年が経過し、少しは私なりに
お伝えできることがあるんじゃないかと思って
今回は書いています。
異論等もあるかもしれません。別にそれを否定する
こともありませんが、今回の内容は私自身の経験に
基づいてできるだけ客観的に分かりやすく
お伝えできたらと思います。
リスクとは
リスクという意味を調べてみると、
みなさんご存知の通り
リスク=危険です。
(引用:https://kotobank.jp/word/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF-9738)
では、危険を取れ!、危険を犯せ!と
例えば、極端ですが
交通事故を起こすとか、
これも危険ですよね。そうしろと
マークザッカーバーグはいっているのでしょうか?
違いますよね。これはわかると思います。
次に、競馬や競輪、パチンコ、宝くじに
全財産を投じること?
確かに当たれば一発で、お金持ちになりますが、
これが良く言われる、リスクを取れ!ということだと
思いますか?
これも、私は違うと思います。
私が考えるリスクを取れ!とは
それでは、前置きが長くなってしまいましたが、
有名人や著名な経営者が伝えたい
リスクを取れ!とはどういうことか私なりに
想像すると、
リスクを取れ!=
自分の頭で考えた期待値が100を超えるものに
リソースを投じること。
期待値とは、確率論において、確率変数の期待値(きたいち、英: expected value)とは、確率変数のすべての値に確率の重みをつけた加重平均である。確率分布に対して定義する場合は「平均」と呼ばれることが多い。
例えば、ギャンブルにおいて掛け金に対して戻る金額の期待値とは、戻ってくる「見込み」の金額である。ただし、確率変数が期待値を取る確率が最大とは限らず、確率変数が期待値を取るわけでもない。しかし、独立同分布であれば、標本平均は期待値に収束することが知られている(大数の法則)。
(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9F%E5%BE%85%E5%80%A4)
学生の皆さん、世間の多くの大人達は
皆さんが思ってるほど
自分の頭で考えて行動している人はいません。
全体の10%ぐらいでしょうか。
誰かが良いといっているから選択している人や、
仕組みで回っていて考える必要がない人や
世間で流行っているからその流れに乗っている人
などたくさん、います。
だからこそ、今一度自分の頭で自分の目指したいこと
を考えてみてください。
ちなみに、私は起業家になることが正解だとも
企業で務めることが正解だとも思いません。
それは、一人、一人の価値観によって違っていて
正解は100人いれば100人違うからです。
もし、起業家になって、資産100億円までもって
行きたいとなれば、エンジェルやVCなどから
資金を調達して、ビジネスを始めれば良いでしょう。
そこで、自分の頭で考えた期待値100を超える
ビジネスモデルに対して自分のリソースである
知識、時間、貯金全てを注げば良いと思います。
また、会社員バリバリ働いて自己成長したい
人なら、与えられた役割の中で、上司から
チャンスをもらえるように動き、会社のお金を使って
ビジネスをスケールさせていき、会社と一緒に
成長していけば良いと思います。
さらに、別に働くのに価値観を見出せない人は
なにが自分にとって、大事なことなのか自分で
考えて、自分が大事だと思えるものにどれだけ
集中する環境を整えられるかにリソースを注いで
ください。
まとめ
一人、一人の価値観は違っていい!
だけど、目指したらとことん、自分のリソースを
注いでください。
注ぎに注いで、注ぎきってください。
イメージとしてはバケツです。
バケツに自分のリソースが入っていて、
どこかに注ぐ、その分どこからか帰ってくるんです。
空にしないと、入りません。
最後に、自分の幸せのために
リスクを取りましょう!