医学部学士編入を独学で乗り切るための教材 Part1.5

Part1.5では、英語対策におけるおすすめの教材を取り上げていきたいと思います。

英単語


アプリ mikan 
みかんのサブスクは、全レベルの受験生におすすめできる。医療に特化したものだと医歯薬系入試によく出る英単語600があり、その他英検や鉄緑の医療分野の英単語をみかんで暗記した。クイズ形式でできるのがよく、疲れているときでもスワイプして進められるのがよかった。

トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい
分量 ★★☆☆☆
病名系はこれ一つでほぼ問題ない。しかし、学資編入では病名以外の医療系英単語も出てくるため、これプラスアルファやる必要がある。完璧にする必要はなく、語源を中心に一通り覚えたら次に行くべき。

KALS 英単語帳
分量 ★★★☆☆
何か一つ完璧にするのであればKALSの英単語帳であると思う。学資編入で出される論文に出てくる英単語が網羅されている。単語はこれを完璧にした上で、あとは適宜問題を解いていく中で覚えればいい。

英単語以外の英語
医学統計英語わかりません!!
難易度 ★☆☆☆☆
1日で読める軽さ。論文完全初心者は読んで損はない。理系で論文慣れしている人は、飛ばして問題ない。

過去問
大学受験レベルの文法力があり、英単語も一周したのであれば、過去問をベースに対策すべき。特に、医科歯科、富山、神戸あたりを受ける人は、過去問分析は必須。最近は、過去問とその解答がメルカリで販売されているため、高得点解答と自分の答案を見比べることで、問題点を洗い出せる。

TOEFL


最近はTOEFL必須の受験校も多い。そのため、TOEFLについても載せておく。正直、トフル対策は、個人の英語力によって対策の仕方が変わってくる。ここでは、どのレベルにもお勧めしたい教材を取り上げる。

TOEFLテスト英単語3800
分量 ★★★★★
名前の通り、単語が3800語のっているため、かなりボリュームがある。ただ、レベルが1から4と分かれているため、自分にあったレベルの対策が可能。mikanのアプリでも本書は載っていることから、デジタル派の人はmikanで対策するとよい。

TOEFL Official Guide
分量 ★★☆☆☆
これは、模擬テストが4回載っているテストバンクのような対策本。TOEFLのオフィシャルサイトから購入が可能(ID登録等をした後に購入が可能)。紙媒体の本もあるが、デジタル版を特におすすめしたい。なぜなら、トフルはオンラインで行う試験のため、コンピューター式のテストに慣れておく必要があるためだ。リスニングとリーディングは点数が出されるが、スピーキングとライティングは、点数は出ないし、添削もされない。そのため、chat GPTやグラマリー等他のアプリを活用する必要がある。

このような感じでオフラインでもアクセスが可能

TOEFL Tests Volume
分量 ★★☆☆☆
演習量をさらに積みたい人にはこちらもおすすめ。内容は上のオフィシャルガイドとほぼ同じで、模擬テストが載っている。個人的にトフルは演習量をこなすことが大事だと思っており、そのためこちらもぜひおすすめしたい。

TOEFL Section Test 
スピーキングとライティング対策としておすすめなのはこちら。これは教材ではないが、模擬テスト+採点+アドバイスがついているパッケージ。リーディングとリスニングは上のOfficial GuideやTest Volumeなどを活用すれば良いが、スピーキングやライティングは採点されないため、こちらを活用することを勧める。15ドルで自分の実力を図ることができるため、本番前に一度は使いたい。

各セクション別で購入が可能

まとめ
学資編入の英語出題パターンは①英語論文を試験科目として出す、②TOEFL等の外部試験スコアを提出する、③外部試験スコアを提出した上で英語論文を課す、の3パターンがあると思います。そして、外部試験スコアに関しては、TOEFLかTOEICかが学校によって分かれますが、個人的にはTOEFLをおすすめします。理由としては、①TOEICがNGな学校はあってもTOEFLがNGな学校はない、②TOEFL必須の学校の倍率は比較的低い、からです。体感として、TOEIC900点でTOEFL80〜90、TOEIC800点でTOEFL60〜70くらいかなと思っています。なので、時間がまだあってTOEIC800くらいある方はTOEFLを選択肢に入れてみるのも良いかもしれません。






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