悩みの発生と、付き合い方について
最近、仕事上のトラブルが多く、ふとした瞬間、頭に片隅に、それを考えている自分がいることに気づいてしまう。
いわゆる、仕事上の悩みというやつだ。
ただ、冷静になると、単純にその仕事上の悩みを頭に思い浮かべても何も解決することはない。嫌な気持ちになるだけだ。
では、どうするのがベストなのか?と考えた。
嫌なことを思い出してしまうことは仕方がないという前提の場合、
・嫌なことを思い出す → 嫌だなあ
となるだけでは、気分が悪くなるだけで何も前に進まないので
・嫌なことを思い出す → 嫌だなあ/解決するために今「何ができるか?」
というかたちで、単純に嫌な気分になる気持ちを一瞬で通り過ぎさせ、
「何ができるか?」に頭を考えた方が前に進むことができる。
これをセットにすることを意識づけるのが最善。
最善だけど、毎回できるとは限らないので、そこは意識づけの工夫だ。
常に、張り紙に貼っておくなど、泥臭いことがいいのかもしれない。
この「何ができるか?」は、幅広いと思う。
他人の人生は容易に変えられないとして、
自分の人生は、刑務所にでも入れられてない限り、現代日本では大抵のことは自分のコントロール下にある。
家族が~とか、職場が~、お金が~とかいう言い訳も、
大抵は、何等かの自分自身の執着を持っているからだと思う。
その執着は、本当に自分にとって捨てきれないものなのか?を自問自答すれば、大抵のことは大したことはない。
仏教でいう「煩悩」というやつで、他の誰でもない、自ら生み出している苦悩ということになる。
そんな煩悩から生まれた執着は捨て去っても「人生、何とかなる」というやつだ。仏様やキリスト様など、世界中に偉人と歴史がそれを証明している。
さらに、追及していくと、人間の悩みをうじうじ考えてしまうというのは、自身に考える余裕ができてしまっているから発生するものだと思う。
そんな悩みを考える暇なく、何かに没頭し、集中していれば、そんな悩みをうじうじ考える暇もないだろう。一瞬で通り過ぎる。
自身のことを振り返ってみても、そうだ。
これまで、仕事上の悩みがある場合、真の意味で、いまの仕事に没頭できていない。
その没頭できていない原因があり、解決策としては、没頭できるように、何かを変えていくことだと思う。
変えるということは、かなり幅が広く段階があると思う。
仕事上の悩みで言えば、究極は「仕事を変える」だ。
小さいところからいくと、下記の順で精査していけばいいと思う。
・仕事の手法を変える(改善を重ねる)
↓
・役割、業務内容を変える
↓
・部署を変える(部署などがある場合)
↓
・会社を変える
↓
・仕事を変える
もちろん、一気に「仕事を変える」という決断をするのも、その時のインスピレーションが働けば、全然アリだと思う。
それだけ、人生は短い。
悩むことは人間の宿命だが、悩みに立ち止まっている暇はない。
前に進んでいこう。
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