【敵を知る】トドロクツキexの先2盤面形成能力を検証
こんにちは、Y氏です。
noteをご覧いただきありがとうございます。
【今回の目的】
・トドロクツキexについて
古代の咆哮・未来の一閃が発売し、中でもトドロクツキexはシティリーグで上位入賞するなど猛威を振るっています。私のメインデッキはアルセウスヌメルゴンなのですが、耐久デッキの天敵とも言える強制気絶技持ち、しかもたねポケモンということもあり、勝てるビジョンが見えませんでした。
そこで今回は、トドロクツキexが先攻2ターン目でどれくらいの盤面形成ができるかを調べます。
■デッキレシピ
▽トドロクツキex+ガラルファイヤーV+ミュウex
今回使用するデッキレシピは、トレーナーズウェブサイトに記載されているポケカ四天王・イシヤマリョウタ選手直伝のレシピです。先攻2ターン目にトドロクツキexが技を使う前提で、盤面形成能力がどこまであるかを調べます。
■検証
▽一人回し ルール
▽結果
♦先攻10回想定
A:8回 B:1回 C:0回 D:0回 E:1回
すごい。
四天王が作成したデッキレシピであり、安定感に重きを置いているとは思っていました。が、想像以上でした。先攻2ターン目に8割の確率でHP290のトドロクツキexが「強制気絶」or「220点」の2択を迫ってくるという、脅威としか表現しようのないデッキパワー……発売直後、シティリーグで次々入賞するのも納得の結果でした。
■対策
このとんでもない化け物デッキを相手にどう立ち回ればいいのか? 自分なりに考えた結果を記載します。
▽対策1 弱点を突く
ヒスイマルマインVは特殊状態の数×100点のダメージを出せるので、アラブルタケの特性「もうどくふんじん」とかがやくヒスイオオニューラの特性「ポイズンピーク」を併用すれば、100×2(弱点)+10(毒状態)+20(ポイズンピーク)=230でトドロクツキexを一発で突破できます。
ブーストエナジー古代を装備しているトドロクツキexは特殊状態になりませんが、「からくちスパイシーカレー」を使用してヒスイマルマインVをやけど状態にすることで、200×2(弱点)=400で一撃で倒すことができます。
ポケカ公式チャンネルで行われたポケカオールスターバトル2023において、草ポケモン好きで知られる柴田将平アナがこのコンボを使用したときには衝撃を受けました。
▽対策2 ガラルファイヤーVを押さえ込む
トドロクツキex自体には効きませんが、ベンチでエネルギーの供給役となるガラルファイヤーVの「じゃえんのつばさ」を止めてしまうのも有効だと考えました。
トドロクツキexデッキは速攻力に長けていますが、ダークパッチやガラルファイヤーV、大地の器を活用してエネルギーを上手く循環させ続けることで勝利するデッキだと見受けました。ですがダークパッチは最大4枚、エネルギーの総数も多くはない為、トラッシュからエネルギーを回収するガラルファイヤーVはなくてはならない存在です。このガラルファイヤーVを止められれば、序盤はリードされても終盤にかけて逆転を目指す動きができるのではないか、と考えました。
▽対策3 HP120以上の非V・exで戦う
トドロクツキexは、「カラミティストーム」で220点を出すためにスタジアムを出しておく必要があります。が、今回の一人回しの際、イキリンコexの「イキリテイク」やポケストップを使用する過程でスタジアムをトラッシュしてしまうケースが何度かありました。
スタジアムが出ていない場合「カラミティストーム」は100点しか出ない為、アラブルタケの「もうどくふんじん」を含めても110点が最大打点になります。そのウィークポイントを突いて、サイドを1枚しか取られないポケモンで「くるいえぐる」の被害を弱めつつ、小さなダメージを与えることで次の「くるいえぐる」を使いづらくするという戦い方ができるのではないかと考えました。
■まとめ
破竹の勢いで勝ち進むトドロクツキexですが、意外と雪道が刺さるのでは? ということが分かったり、新しい知見を得られました。アルセウスヌメルゴンを使っている自分にとってトドロクツキexは最大の脅威でしたが、戦い方次第では意外と善戦できるのではないかとも感じたので、今後は対戦を重ねることで対策を具体的にしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後とも宜しくお願い致します。
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