どちらも取りたいなら
AもBもどちらも取りたい。人生にはそんな場面が盛りだくさんである。
多くの場合、「どちらも」ではなく「どちらか」を選ばなければならない…ような感覚に陥る。
しかし、それは「今」という短期的な視点にとらわれているからである。大きめの時間軸でとらえると「どちらも」取れることは少なくないのだ。
1年では相反するそれも、5年や10年という時間軸で見れば共存可能だったりする。視座を高く持って、自分の欲望を俯瞰するとよい。
優先順位をつける
大きめの時間軸でとらえるだけではまだ足りない。
優先順位をきちんとつけることだ。
優先順位を間違うと、せっかく42.195kmの視座で見ているのに、取り組みは全力疾走だったりする。間違いなく、走りきれない。
人間にはキャパがある。1日は24時間しかない。両手に抱えられるものは限られている。
私たちは走る前に、どんな服装で、何を持って走るのかをよく考えなければならない。50メートルならノリで、400メートルなら根性で走れるが、42.195kmは厳しい。
だからといって、「Aがすべて。BもCも興味ない」というのは味気ない。
「どちらか」ではなく、「どちらも」の人生を私は選びたい。
時間軸を引きのばす
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