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何もできない時間に感謝

昨年末から、歯医者に通っています。

小さな頃は、歯医者といえば地獄を見に行くような気分でした。

虫歯に対するそもそもの危機感が欠如していただけに、痛みを与える歯医者に対して単純に恐怖感を抱いていました。それはやっぱり地獄以外の何ものでもなかった。

そのまま歯医者からは遠ざかり、いかに歯医者に行かないか、何なら歯医者って何?みたいな生活を送ってきました。

歯や歯ぐきが再生しない使い切りのパーツであることに自覚を持たないまま、メンテナンスを怠っていたことを反省しています。

今回の治療は、歯ぐきメインということで、派手な建設工事が行われないせいか、まだ地獄を見ていません。

単純に、歯ぐきの衰えに我ながらドン引きするばかりです。


話は変わって、昨日の記事で書いたように、私は今、忙殺されています。

来週から10日弱、海外に逃亡するため、引き継ぎや仕込みで業務がパンクしています。

会議、現場、制作物と、次から次にやるべきことが…。マルチタスクで、生産性はいつもより完全に下がっています。


だからと言って、歯医者を休みたくはなかった。

一度行かなくなると、もう行かなくなると思ったので、無理やり予定をねじ込んでみました。


そしたら、良いことが起こりました。

歯医者の治療中の何もしない時間、何もできない時間が大変ぜいたくに感じられたのです。

歯医者が、最高のリフレッシュになったんですね。


何もしないことが許されない環境の忙しいビジネスパーソンこそ、歯医者は最高のソリューションだと思います。

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