テクより機嫌:9割のコミュニケーションテクニックは凡人には使い物にならない
小手先のコミュニケーションテクニックを学び、実践しようとして失敗する。小手先のことは、手先が器用じゃないとできないんですね。
器用じゃないからコミュニケーションに悩んでいるわけで、器用じゃないのに器用さが求められる小手先のことをやろうっていうのだから、難しいに決まっています。
9割のコミュニケーションテクニックは使い物にならない、と言ってしまってもよいかもしれません。
不機嫌な人と仲良くなりたいですか
思うに、人間関係で悩んでいる人は、だいたい不機嫌です。少なくとも機嫌がよいとは言えないでしょう。
うまくいかない理由は、ほとんどその一点と言ってもよいぐらいです。テクニックうんぬんの話ではない。
「いや、人間関係がうまくいかないから、不機嫌なんだよ!」
そうかもしれません。でも、「うまくいかない」と自分で勝手に判断し、どこかのタイミングで不機嫌になったのは自分です。
相手からは、少なくとも「味方だ」とは思われていないようです。厳しいようですが、それが現実でしょう。
動物だって威嚇する
解決策は単純。相手が自分のことを「味方だ」と安心するまで、ご機嫌をつらぬけばよいのです。
動物だって威嚇し、噛みついてくるじゃないですか。所詮、人間だって動物だし、似たようなものです。さすがに噛みつきはしないかもしれませんが。
人間関係のトラブルのほとんどすべては、鶏が先か卵が先かの問題に帰結します。どちらが先に嫌な感じを出し始めたのか、本当のところはどこまで行っても分からない。
それぞれの主観的な体験である以上、劣勢にありながら相手のおかしさを証明するなんてハードルが高すぎます。
だからといって、小手先のテクニックでマウンティングポジションを取ろうとするよりも、「味方だ」と思ってもらって攻撃されなくなる(仲良くなる)ほうがいいと思いませんか。
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