見出し画像

キーワード探しはナンセンス

何ちゃら専門家がウジャウジャしている昨今。皆、何者かであろうと必死になっているように見える。

ポジショントークで安心

インターネットが主流の今、検索に引っかかるキーワードを持っていなければ勝負にならない。キーワードなしにインターネットの世界には存在しないも同然だ。何かの専門家でないと価値が認められづらい世の中である。

反対に、何かのキーワードをもって専門家としてのポジションが取れれば存在レベルでは認めてもられる。キーワードが見つかることで精神的には楽になるだろう。

もし自分がエビ漁の専門家なら、地球温暖化だろうと少子高齢化であろうとエビ漁を切り口にして語ればそれっぽくなる。というか「エビ漁的に解釈するとこうなる」というのは、エビ漁をしない人間からしてみれば新鮮な視点である。

そのような意見が周りから重宝されるか否かは、エビ漁にどれぐらいの市場価値があるかという問題とそれを伝えるあなたの中身の問題がある。

これが意外にやっかいだ。

ここから先は

1,522字
マガジンの収益は、思索のための体験の機会にあてたいと思います。ぜひご購読いただけると嬉しいです!

脳内議事録

¥1,800 / 月

認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、トーク、音楽などさまざまなかたちで頭の中を晒しています。…本音は傷つく、高くつく。

こんにちは、うえみずゆうきです。もし気に入っていただけたら、応援していただけると嬉しいです。更新のモチベーションになります。