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身近に潜む無自覚なサイコパス

最近、サイコパスによく出会う。本人に自覚はないようだ。サイコパスといえばシリアルキラーのイメージが強すぎて、まさか暴力性の低いサイコパスがいるなんて想像もしていないのだろう。自分が概念として持っていない存在に自分があてはまるかどうかなんて、当然ながら考えることはできない。

自分のことを「普通」の人間だと思っている。しかし、普通とは何だろう。いつ、どこにでもあるような、ありふれたものであることとするならば、人口の約1%と言われているサイコパスは普通なのだろうか。100人に1人は多分、普通ではない。

では、何が普通ではないのか。その根本は、「情動的に共感できないこと」だ。これによって、2次的、3次的にサイコパスらしい挙動につながってくる(詳しくは過去記事に譲る)。

感情に頼って語り合うことの意味が分からない

さて、自分にサイコパスの自覚がないと、一体どうなるのか。自分を普通だと勘違いしてしまうことで何が起こるのか。

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