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孤独推し

私は孤独を推している。孤独とは一体何だろう。

頼りになる人や心の通じあう人がなく、ひとりぼっちで、さびしいこと。(大辞林)

こんなのはまったくダメだ。日本語を調べるときには大辞林をよく活用しているが、「孤独」の意味があまりにもメンヘラだったので、頼りにならないし心が通じ合わない。二度と大辞林で検索すまいと今思っている。

私の「孤独」の定義はこうだ。

自分や物事と一人でじっくり向き合う時間。

内省がもっとも捗るのは孤独な時間ではないだろうか。

誰かと過ごし、誰かとの相違が生まれることによって自分の輪郭があらわになる。そういう理屈はよく分かる。ただ、それをきちんと整理するためには、自分とじっくり向き合う時間が必要になる。誰かと過ごした分だけ、いや、それ以上に自分一人で過ごす時間がほしい。

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