「分かる人にだけ分かればよい」は身内にしか分からない
あなたは全人類一人ひとりに伝えたいことがあるだろうか。おそらく「No」だろう。
では、あなたの思いは、まったく誰にも伝わらなくてよいと思っているだろうか。これまた、おそらく「No」だろう。
極端な質問は、答えやすい。
伝えたいわけでも、伝えたくないわけでもないのなら、「Yes」は一体どこに、どのあたりにあるのだろう。あなたはどれぐらいの人たちに、どれぐらいの影響力を持って伝えたいのだろう。具体的に言語化できる人は、おそらく少ない。
ただ、返答の傾向としては大きく2つに分かれてくる。
1つは、より影響力を高めるためにガツガツする人。もう1つは、分かる人にだけ分かればよいと開き直る人。
前者は、さまざまなビジネス書に丁寧に書かれてあるので適当に読み漁っていただければよいかと思う。
ここでは後者について考えてみたい。
「分かる人だけに分かればよい」というのは、「無理して分かってもらおうとしなくても、ありのままの自分をそのまま理解し承認してもらえたらよい」という考えのことである。分かる人が増えること自体を嫌がっているわけではない。オーガニックであることにこだわっている。
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