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何に対して不真面目であるか

真面目か不真面目か。人はそんなに単純ではないと、考えてみればすぐに分かります。

私のことを不真面目だと思う人もいれば、真面目だと思う人もいる。実際、どちらも言われることがあります。

私は不真面目なのか、真面目なのか。どっちの人間なのか。

そんなことを考えたところで、ろくな答えにたどり着かないでしょう。どちらの要素もあるからです。

真面目さは領域ごとのパラメータ

一貫性のない人に関しては気分でバラバラ。比較的一貫性のある人なら、領域ごとに真面目さは異なるものです。

領域というのは、簡単に分類することができません。

「◯◯な場面」というシチュエーションでも考えられるし、「◯◯の工程」というワークフローで考えることもできます。無数の軸がいろんな領域を生み出していて、領域ごとの真面目さや不真面目さがあるんですね。

中には、すべてにおいて真面目な(であろうとする)人もいます。心に相当無理がたたっていることでしょう。ご存知の通り、鬱々としている人はたくさんいらっしゃいます。

すべてにおいて心から真面目だなんて、0.0001%の才能だと思います。生活全体、労働全体に真面目を求めるなんてナンセンスだと思うのです。

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