マイルドサイコパス 一問一答
前回、サイコパスである私が、世界や他者をどのように認知しているのかを綴った。
共感能力が低いことはサイコパス全般に共通する基本特性である。一方で、私は暴力性や衝動性が低いため、世間一般にイメージされるサイコパスとは違った面も多い。いわゆる「マイルドサイコパス」というやつである。
一見「普通」の人にしか見えないだろうし、あえてサイコパシーを全開に出す場面など社会にはほとんどないから、「そんなサイコパスはいない」ということになりがちである。
今回は、前回の続編として、さらなるマイルドサイコパスの理解の一助になればと思い、一問一答をやってみる。
登録者数200万人超のYouTubeチャンネル「フェルミ研究所 FermiLab」の「【衝撃】サイコパスの可能性がある特徴10選」という動画を題材に、私なりの回答を添えていく。
以下の動画(6分弱)を観た上で、この先を読み進めるとより理解が深まるだろう。ガチめのサイコパスに関する解説に対し、マイルドサイコパスはどうなのかという一事例として楽しんでいただければ幸いである。
見出しと灰色の部分は動画内から引用、その下の本文が私の回答という構成になっている。
サイコパスとは犯罪者スレスレのヤベーやつ
サイコパスとは、反社会的人格の一種で、ようするに犯罪者スレスレのヤベーやつのことです。
私からしてみれば、私を含む世の中のどいつもこいつも犯罪者スレスレのヤベーやつに見える。
①外面が良い
社交的で、人と話すことが多く、人付き合いが上手い傾向にあります。
サイコパスは情動的共感はできないが、認知的共感はできる。むしろ、情動的共感の欠落を補うために認知的共感が人より発達している。そうして社会に擬態する(行動は馴染めている感覚はあるが、認知的に(特に情動面)は馴染めている感じがまったくしない)。
相手の情動がどうあれ、下手に気持ちが動かされないため、参加しようと思った場に対しては嫌な顔もしないし不機嫌な態度は決して見せない。気持ちで反応して不機嫌を撒き散らしている人よりは、よっぽど外面がよく見えるかもしれない。
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