ハニートラップから学んだこと
サウナ、水風呂の後、外気浴をしながら空を見上げていると、いつの間にか昔の記憶を思い出していました。
理由はよく分からないけれど、高校3年の秋の夜が頭の中にある。あのときの風とそっくりだったのかもしれません。
そう、私はハニートラップにかかりました。
高校3年の秋の夜、徒歩圏内のくせに「家に帰れない」などとほざく同級生の女子を家に泊めました。女性としておもてなすような関係でもなかったので、「ソファー使っていいよ」って感じで放置していたのですが…ベッドに入ってきま(以下、省略)
ということで、誘われるがままに関係を持ってしまいました。
まあ若気の至りというか、「そういうこともあるよね」ぐらいにしか思っていませんでした。
その時点で、彼女がトラップを仕掛ける気があったかは定かではありません。多分、なかったと思います。
それから、数ヶ月の時が経ちました。
ある日、彼女は、私のバンドのメンバーをお気に入りに追加しました。完全にロックオンです。
そして、メンバーとお近づきになるために、私を利用しました。悪い女がいるんですね。
「うえみずに襲われたんです」と。
「おいおい、それはないだろう」という私の思いとは裏腹に、みんな彼女を信じました。
バンドのメンバーから呼び出され、お通夜のような空気の中、「お前、最低だな」と。弁明しようとしても、聞いてもらえません。バンドから追い出されてしまいました。
学校に登校すれば、あからさまに女子たちの視線が厳しい。すっかり悪者になっているのでしょう。
とはいえ、「相手のほうから誘ってきて…」みたいな話をしたところで誰にも信じてもらえません。本当のことが嘘のように聞こえてしまう。私は完全にハメられました。
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