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意味が共有できる喜びと新しい世界

最近、仲間と新しい文字をつくっています。

声に出して読めない文字。見て、感じて、読み取る文字です。それを文字と言ってよいのか、それともアート作品と言ってよいのか、世間一般のカテゴリはよく存じません。

文法(?)と言ってよいのか、単語を並べるルールまでは大枠がすでに決まりました。単語作りに着手したわけですが、これがまた面白い。

「本」と言えば、本と本以外のものに境界線が生まれます。また、「この本」と言えば、この本とこの本以外を分け隔てる境界線が生まれます。

どのような境界線を引くのか。それはどれぐらいの濃さなのか。これを自分たちの思うがままに決めることができるわけですね。

複数人で新しい文字をつくっているのですが、これの何がよいかというと、完成した瞬間から少なくともその人たちに意味が伝わることです世界の誰も知らない文字を読み、意味が共有できるという喜びを分かち合える。これはなかなかロマンがありますね。

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