令和なのに昭和
「先の読めない時代だ!」と世の中は騒ぎ立てていますが、今に始まったことではありません。ずっと激動の時代であることは、歴史を2ミリ紐解けばすぐに分かると思います。
とはいえ、その時々の大きなトレンドというのはあるでしょう。
インターネットとか
今から20年前と、今から20年後を想像してみてください。私たちの生活で最も分かりやすいのは、20年前はインターネットの普及、20年後はAIの普及ということになるのだと思います。
これらはグラデーションで浸透していきます。
20年ちょっと前、windows95が発売されて一部の人の生活が変わりました。個人がインターネットを使えるということは、当時きっと衝撃だったわけです(私は経験していませんが)。
約10年前のiPhone4発売あたりから、大多数の人がスマホを持ちはじめた流れで「インターネットの時代」が完全に到来しました。そんな感じで、AIもまた時間をかけてグラデーションで浸透していくのでしょう。
営業職って必要ですか?
前置きが長くなりましたが、「営業職って必要ですか?」という疑問が、私にはずっとあります(話、変わり過ぎ) 。
ここではモノを売りに行く人のことを営業職と呼んでいます。
モノや情報が溢れている時代ですから、相手のタイミングで相手の売りたいモノを情報提供されても鬱陶しいものです。私のタイミングで私の買いたいモノとなると、AmazonのレコメンドやGoogle検索にはかなわないでしょう。
自分がほしいものは、自分でよく調べて、より自分に合うグレードのものを買えばよい。決めきれない場合に限って、決断の手前で相談する、という流れが最もミスマッチが起こりづらいと思うのです。
つまり、モノを売りに行く営業職はもう要らないけど、お客様の課題に寄り添い解決策を提案できるコンサルタント的な営業職は必要なのです。
そんなことは、営業職の皆さんにとって地球規模で共通の常識かと思い込んでいましたが、まだまだ一部の中小企業では新し過ぎる概念のようです。
令和なのに昭和
いまだに飛び込み営業やテレアポをしてくる方がいらっしゃる。
100%ダメとは言いませんが、FAXやTELをメインのテクノロジーとし、パソコンは事務職の女性だけが会計ソフトを触れているみたいな会社をターゲットにするべきであって、Google検索ができる人たちにとってはただの迷惑行為です。
いきなり飛び込まれても、こちらは仕事があるから出社しているわけで、仕事に関係のないことを知らない人と話す時間はないし、何ならコピー機はほしくない。
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