業者あつかい
世の中の仕事や組織は転換期にあり、自社内ですべての機能を抱えるのではなく、外部のリソースを頼って仕事をすることが増えてきているように思います。
「業者さん」という言葉は最近聞く頻度が少し減ったように思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?
私が思う「業者さん」という言葉は、明確な原因があり、明確な解決策があり、迅速に解決できるという場合にしっくりくる言葉だなと。
たとえば、電気や水道などインフラの工事の方なんかは、「業者さん」のイメージです。
逆に、明確な原因も解決策も解決もできないもの、コンサルタントなんかはその最たるものだと思っています。わざわざコンサルタントが入るぐらいですから、そもそも扱っている問題が複雑であることは間違いありません。
膨大なケーススタディなど、卓越した知見があるのは間違いないでしょうが、電気工事のように、原因をある程度特定できたからと言ってすぐに解決することは難しい。原因も解決策も、理屈は確かにそうなんだけど、すぐに解決するかと言われれば難しい。
より良くしていくためには、時間をかけて一緒に作り上げていく必要があります。
近年は、電気工事的な形で社外のリソースを活用するよりも、どちらかといえばコンサルタント的な領域で社外のリソースを活用することが増えているのではないかと思います。
「業者さん、お願いします」と丸投げしたり、上から目線で接したり、いわゆる業者あつかいをしていると、それは仕事として成り立たなくなるんじゃないかなと思うんです。「お金を払っているんだから」というのは通用しなくなってきているなと。
「一緒に」というパートナーシップが重要な時代だなと思います。
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