見出し画像

テキストコミュニケーションの限界

人間の感受性は複雑だ。

対面で「さよなら」と言うのと、テキストで「さよなら」と言うのでは感じ方が違うらしい。どちらも同じ私という存在から繰り出された「さよなら」にも関わらず。どうやら、情動のコミュニケーションにテキストは向かない。

合理性が求められる場面、特に事実情報はテキストとの相性がよい。たとえば、報告や連絡は、テキストのほうが端的に伝わる上、非同期、情報が残るといった意味でも優秀だ。ちょっとした相談もテキストでいけるだろう。問題が整理できていて、意思決定だけを相手に委ねるような場面においては先と同じようにテキストの良さが活きる。

ここから先は

1,376字
マガジンの収益は、思索のための体験の機会にあてたいと思います。ぜひご購読いただけると嬉しいです!

脳内議事録

¥1,800 / 月

認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、トーク、音楽などさまざまなかたちで頭の中を晒しています。…本音は傷つく、高くつく。

こんにちは、うえみずゆうきです。もし気に入っていただけたら、応援していただけると嬉しいです。更新のモチベーションになります。