遊びから学ぶ
私はいつだって遊びから吸収し、学んできた。
バンド活動はその最たるもので、今仕事で使っているスキルの土台はバンドで遊びながら培ってきたように思う。
その昔、「これ、全部自分たちでやるの無理だわ」と思い、投げ出した。
よく考えると経営はもちろんのこと、製造から販売まで、すべてのバリューチェーンに携わろうとしていたのだから何かがおそろかになるに決まっている。あの頃は分からないなりに、よくやっていたと思う。無給で、むしろ自腹で活動資金を捻出し、よくがんばっていた。
それもこれも、遊びだからできたのだろう。誰からもさせられていない。時間やお金がかかってもやる。やりたいからやる。
何なら、周りからは「やめておけ」と止められる。褒められるからやるんじゃない。儲かるからやるんじゃない。やりたいからやるのだ。そこを間違えてほしくない。
遊びを通じて、使ったことのないソフトにも触れる。今、動画編集ができるのも、Webサイトがつくれるのも、バンド活動をしていたからだ。バリューチェーンのすべてに携わったことで、組織の全体像を見る基本的な視点は身についた。
確かに、遊ぶばかりでは粗削り感が否めない。しかし、理論的な補強は後から行えばよい。意固地にさえならなければ、実践を積んでいる分だけ理論もスッと腑に落ちる。
こんにちは、うえみずゆうきです。もし気に入っていただけたら、応援していただけると嬉しいです。更新のモチベーションになります。