プロセスが好きなんだよ
先日、「秘密結社S.A.B 発足」という記事を書いた。これを書くときに「あれはいつだったっけ」ということがいくつかあり、note内を検索した。記事のおかげで、時系列とそのときの心情がよく思い出せた。
歩いてきた道のりはよく見える
1年以上毎日エッセイを書いていると、いいかげん言いたいことは言い終わったなという気持ちにもなってくる。毎日発信するほどのことはないよなと思いつつも、それでも書き続けている。
何のためかと言えば、認識の解像度を上げるためである。流れて行った時間ときちんと向き合い、解釈し、言語化する。これは本音に敏感になるための自己鍛錬であり、ここは本音の格納庫である。
ゴールにたどり着くでもない思索の記録。たどり着くことはないけれど、後から参照したいときに歩いてきた道のりはよく見える。どういう心の変化を経て今に至ったのか。これが意外に役に立つ。毎日、本音で書くと決めているからこそ、安心して振り返ることができる。
プロセスが好きなんだよ
「時々どうしても読みたい記事があるから、単体でも買えるようにしてほしい」という意見をいただいた。
考えた末、これまでどおり単体での記事は販売しないことに決めた。私のマガジンはプロセスを販売しているのだ。昨日に価値があるわけでもなければ、今日に価値があるわけでもない。昨日、今日、明日をつなぐ線としての価値に値段をつけている。
1年前主張していたことが1年後の今では180度変わっているかもしれない。点で見れば「矛盾したことを言っている人だね」で終了。しかし、線で見れば真逆の主張にたどり着くまでのプロセスがよく見える。思索の旅の記録だからこそ、どこを経由してどこに向かいどこに至ったのかが分かる。
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