人と向き合い過ぎるのもよくない
人と向き合うことは、一見よいことのように見える。
「自分と同じひとりの人間として認め、きちんと相手と向き合う」
やっぱり、よいことのように見える。誰だって、ひとりの人間と認めず相手と向き合わない態度について「それいいね!」とはならないと思う。
だからといって、自分と同じひとりの人間として認め、きちんと相手と向き合うことが「よいこと」と思うにはまだ早い。
お花畑と現実
多くの人は「ひとりの人間として認める」とか「きちんと相手と向き合う」と言ったときに、自分の都合のよいイメージを頭に思い浮かべているのではないだろうか。
イメージの中には、すごく美しい人間模様が描かれていて、それを踏まえて「よいこと」だと思っているのだ。
しかし、実際はどうか。
相手に向き合いまくった先が、ただの「過干渉」「過保護」というのもザラにある。ひとりの人間として必要以上に認め過ぎたり、相手と向き合い過ぎたりするとマイナスにも働く。
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