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#心
身近に潜む無自覚なサイコパス
最近、サイコパスによく出会う。本人に自覚はないようだ。サイコパスといえばシリアルキラーのイメージが強すぎて、まさか暴力性の低いサイコパスがいるなんて想像もしていないのだろう。自分が概念として持っていない存在に自分があてはまるかどうかなんて、当然ながら考えることはできない。
自分のことを「普通」の人間だと思っている。しかし、普通とは何だろう。いつ、どこにでもあるような、ありふれたものであることとす
マイルドサイコパス 一問一答
前回、サイコパスである私が、世界や他者をどのように認知しているのかを綴った。
共感能力が低いことはサイコパス全般に共通する基本特性である。一方で、私は暴力性や衝動性が低いため、世間一般にイメージされるサイコパスとは違った面も多い。いわゆる「マイルドサイコパス」というやつである。
一見「普通」の人にしか見えないだろうし、あえてサイコパシーを全開に出す場面など社会にはほとんどないから、「そんなサイ
失われた気力を取り戻す
365連勤への挑戦を150連勤近くでリタイアした。
休日を挟むことによるオン、オフの切り替えをなくせば、オンとオフが緩やかになり、仕事をしているのがもっと自然な状態になるのではないかという安易な考えで臨んだ。結果はまったく違った。
日に日に失われていく気力。感情が平板化する。気分が緩やかに下がり続け、いよいよ抑うつ的な気分の日が続くようになった。このままでは本気で鬱になる。悩んだ末に、リタイア
怒りとは期待値のかけ違いであり、また怒りにはポイントカードの側面もあるのだ
対話って、やっぱり素晴らしい。他者と動的に考えるからこそ発見できる何かがある。言葉は「分かり合う」には難易度が高すぎるけれど、「考える」には欠かせない。
Clubhouseで「怒り」について、参加者のみなさまと語り合った。なぜ、このテーマなのかというと、昨日スタバでおじさんがキレていたことを受け、怒りに興味を持っていたからだ。
昨晩は、大きく2つの内容を話した。
・各人の怒りエピソードを聞く
人はなぜ傷つくのか?
人はなぜ傷つくのかについて語り合った。
語り合って気づいたのは、私は傷つかないということだ。みんなの傷ついてきたストーリーを聞いても、いまひとつピンと来ない。
「やっぱ、サイコパスだわ」とあらためて実感したのだが、「サイコパス」の一言で片付けてしまうと単にウヤムヤになってしまうだけなので、あらためてここで言語化しておこうと思う。
傷つかない「傷つく」というのは、心に痛手を負うとか、心が損なわ
気持ちと数字とブロッコリー
最近、野菜にハマっている。
散歩がてら野菜を調達すべく八百屋へ出かけた。
店の前に着く。何と、今日は店休日らしい。
徒歩圏内に、あと2つ八百屋がある。検索したらどちらも店休日だった。
仕方なく八百屋の向かいにあるスーパーに行く。普段行かないスーパーで、普段買わない野菜を買う。野菜コーナーに行く。
ブロッコリー298円。向かいの八百屋なら128円で買えるのに、どうして170円を余分に払わね
隣の芝生はどうでもいい
人間は比べたがる生き物だ。しかし、比べたところで一体何の意味があるのだろう。そもそも世の中の大半の人は、比較研究の方法を学んでいるわけでもないので、比較対象を間違いまくっている。
比べても意味のないような相手と比べて、勝手に気分を上下させている。病気と言って差し支えないのではないか。
誰の視点私は自己評価として「だらしない体型」だと思っている。筋力がなく、おじいちゃんみたい。もっと引き締めたい
信じるでも信じないでもなく
誰かのことを「信じる」というけれど、一体何を信じているのだろう。全体的にボヤッと信じているのでは、ただの盲目ではないか。
「Apple製品なんだからさぞかし物が良いんでしょう」と、SNSやNetflixぐらいしかスマホに用のない人がiPhone 12 Proを買おうとする。これでは、あきらかに割高である。社会から見てAppleのクオリティが高いのは確かだが、個人にとってそのクオリティがマッチして
カタログのような探し方でも満足できてしまうのは自己理解を深めた人間だけ
「結婚したいなぁ」とか「家ほしいなぁ」とか「お金ほしいなぁ」とか、人はいろんなものを欲しがる。
それに対して「なんで?」と尋ねる。明確に答えられる人は、多くない。ごちゃごちゃと語り始める。最終的にその内容をまとめると「分かんないけど、全部ほしいです」みたいなことを言っている。
全部ほしいとして、何をもって「全部」とするのか。たとえば、家を買うとしよう。
風呂やトイレが多分必要だということは分
人の役に立ちたい欲求
私には、人の役に立ちたい欲求がまるでない。生きていくための糧を手に入れるために、仕方なく役に立っているという側面は否めないが。もしくは、遊びでやったことが結果として偶然誰かの役に立つこともある。
誰かの役に立つと、喜んでもらえる。時には、感謝の言葉をもらえる。時には、お金や物品をもらえる。
メリットはよく分かる。
喜んでもらえると嬉しい。感謝の言葉をもらえると自己肯定感が満たされる。お金をも