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2021年10月の記事一覧
報連相以外は対話する
テキストで双方向的にコミュニケーションすることを私はなるべく避けます。
報告と連絡と軽い相談のような無味乾燥なコミュニケーションならテキストとの相性は抜群です。しかし、それ以外となるとみんな好き勝手に創作を始めます。書かれてもいないことを、さも書いてあるかのように受け取ったりする。もちろん、文学作品ならそれでよいのですが、私たちの日常会話の中に果たしてどれぐらい文学的な表現が好んで用いられている
耳が聞こえなくなる夢を見た
耳がまったく聞こえなくなる夢を見ました。
誰かが話かけてくるけど聞こえない。というか、音という音が一切聞こえない。雑音さえも。夢の中とはいえ、なかなかリアリティのある初めての体験でした。
何を考えているのか分からない怖さ
先日、久しぶりに故郷に帰りました。だだっ広い田んぼ道、50メートル前方でカラスが何かを襲っている光景が目に入る。カラスはとても手こずっている。そして、ついにあきらめた様子で飛び去って行きました。
何だろう?と気になって近寄ってみると、そこにはヘビがいました。カラスに襲われていたヘビは、見事にカラスを追い払ったのです。
野生のヘビをおそらく10年以上ぶりに見ました。ペットショップの水槽にねじ込ま
娯楽と生産性とコミュニケーション
私はそれを「美しい」と言い、あなたはそれを「美しい」とは思わなかったとします。じっくり話し合ってみるわけですが、どこまで行っても分かったような分からないような、むしろ、何を美しいと感じているかについての「説明」が理解できただけで、美しさそのものなんて言葉で共有できるわけがない。優しさだって、面白さだってそう。
私たちは、自分や相手が吐き出した言葉の連なりをさまざまな文脈から統合し、意味を見出しま
いざというとき極論に走らないために
パニックになり、つい極論に走ってしまう。強いストレスのかかる、いざというときほど、そういうことはよく起こりがちではないかと思います。
いざというとき極論に走らないためには、まだ何でもないうちにあらかじめバランスを想定しておくことが大切です。
その方法として、逆説的ではあるけれど、極論からはじめてみるとよい。
まだ精神的に余裕のあるうちに、まず極論から入りだんだんバランスさせていく。その調整に
人間はつい人と比べてしまう生き物…だとしたら、なおのこと
「普通だったら」と言うけれど、なぜ目の前の相手やシチュエーションが平均の範囲内に収まっていることを前提としているのでしょうか。もし普通じゃなかったなら、何もかもすべてが覆ってしまいます。
「私のことを分かってくれない」と嘆いていても仕方ない
コミュニケーションは双方向であると、当たり前に思い込んでいるのかもしれません。少し期待しすぎではありませんか。
コミュニケーションというのは基本的に一方向であり、結果として双方向になりうる可能性がある。私はそれぐらいの感覚で捉えています。つまり、コミュニケーションは前提として双方向にあるわけではない、と。
一方向と一方向の重なるところコミュニケーションは「私はあなたのことを分かろうとする」とか
クリエイティブハラスメント
不自由な環境であるにもかかわらず、自由な発想や自分らしさを求められる場面というのがこの社会には数多く存在します。
学生時代のそれ学生時代であれば、夏休みの自由研究、道徳の感想文、進路相談なんかがそれに該当するでしょう。
たとえば、夏休みの自由研究で150種類のタバコの成分を比較する研究をすると怒られそうな気配がします。道徳の感想文で、差別されている側に対して批判的に考察するような文章はきっと放