麻雀とのお付き合い③(安藤満さんと打った話)

大学生時代のフリー雀荘の思い出、2つ目。

2000年くらいだったと思うんですが、王位戦?王座戦?の予選を兼ねた大会が、行きつけの雀荘で、安藤満プロをゲストにありました。若い人は知らないと思いますが、あの亜空間殺法の安藤満さんです。
亜空間殺法の説明は略しますが、上がりに向かわない鳴きを炸裂させることで、場を捻じ曲げて云々かんぬんというやつだったと思います。
その大会は40名前後の参加者で、上位8名による準決勝卓を勝ち進んだ私は、最終的に準優勝。決勝卓には安藤満さんもいて、沢山の人に見られながら打つというのは初めての経験でした。
安藤満さんからも、記念の色紙をいただいて、亜空間殺法的なお言葉をいただけるのかと思いきや「唯一無二の一打を打て!」とありました。素直に感動する私。賞金は3万円ほどでした。

そして、その日の夕刻、大会後に地元で車を運転していて、交差点に停車していたら、後ろからかなりの衝撃が。後続車に突っ込まれたのだとすぐ気づいたのは、その前の年に自分が同じことをしてしまったから。
経験者?ならではの優しさを発揮して、突っ込んだドライバーと一緒に行った先の病院で、加害者たるドライバーさんの手持ちがなく、被害者である私が治療費をまとめて支払うことにしたのですが、例の封筒の3万円が役に立ったのは言うまでもありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?