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事業承継できるかな ~きっかけ~

■承継を志したとき、私は・・・

こんにちは。塚田です。今回は承継を志したきっかけについてお話します。

私が事業承継を志したきっかけは数年前に遡ります。

当時、今の会社の子会社に出向していました。
社員は私を含め30人弱の会社です。上司は私より前に出向していた社長。出向が解ければ部長クラスのひとです。
私はその部下として係長のポジションで出向スタートしました。上司は丸投げ体質なのと管理系のメンバーが少ないので、会社の経営関係にかなり関わらせて頂きました。

で、思ったのです。

会社動かすの、面白い!って。自分の立ち上げた事業でみんなに喜んでもらえたら、どんなに良いだろう。おぼろげながらに感じました。ただ「どうやって」ということまでに行きつかなかったのです。

■わかってはいたんだけど・・・そして転機が。

事業を立ち上げ、自分の裁量でかじ取りして、みんなに喜んでもらう方法。・・・わかってはいました。起業すれば良いのです。

しかし「何を」「どうして」「どのように」などのポイントは何もありません(のちに、このことを承継相談した診断士の方から厳しく指摘されてしまうわけですが)

それよりも「起業してゼロになったら家族どうしよう」という恐怖がありました。妻も働いていますが、片方の収入では現在の生活維持は難しい。モヤモヤを抱えながら、日常業務をこなして数年、だんだん上司からの風当たりが強くなってきました。無茶ぶりも増えます。なんか腑に落ちない違和感を抱えながらなんとやり過ごしていたある日。上司の無茶ぶりをなんとか消化しようと無理をした結果、トラブルが発生し、私の仕切りが悪くてリカバリが難しくなりました。

■バワハラまがいの6時間叱責で退職を考える、そこで・・・

で、会社別室で6時間ほど叱責です。この上司、もともと話をコンパクトにまとめるのが苦手で、一回の話がとても長いのです。延々と話題がループする叱責を聞いて「やめよう」と考え、その日に某転職サイトに登録、数日後にエージェントさんと面談、数週間後は紹介された会社を数社受けてみました。良いお返事をいただいた会社さんもいくつかあったのですが、条件面で折り合いがつかなかったこと、会社の人事に上司のことを相談した結果、被害者の私を異動(よくある話ですね・・・)の話が出たことで、転職はいったん断念しましたが、そんな中で「事業継承」という別な「転職」の話に触れる機会がありました。

目からウロコでした。そんな方法あるんだ、と。継ぐ人がいなくて困ってる人がいて、環境もそれなりにそろっている、自分は事業をやってみたい。

良い話じゃないか。だけど、どうやって??? 

チャレンジしてみたいけど、「わからないがわからない」状態。それに異動先の仕事は量が多く、慣れないことばかりで考えるどころではありませんでした。異動したばかりの素人の私の目でも「こんなんで本当にトラブルなかったの?」という問題が多い業務。さらに異動先の仕事そのものが自分の性格に向いておらず、志した事業承継を本格的に考えることにしたのです。

では、今回はこの辺で。考えてから実際に動いていますが、その話は別の機会に。

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塚田裕介
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