『好きを仕事に♪』なんてレベルじゃない
アパレル・ファッション業界で職人として働く方々とお話させていただく機会がありました。
納期や期限、excuse...
こういったことは日常生活でも大事。
その一方で疎かにもなりがち。
しかし、業界によっては
たった1つのミスが死活問題となる。
それは、職人として生きる
アパレル・ファッション業界にも言えること。
なぜなら、代わりが利かないから。
独自の技術をあつかう職人はもちろん、職人が選んだ生地やボタン、全く同じ素材が揃うこともない。ましてや納期に遅れていいはずもない。
はた目から見れば同様に映るモノも、職人の世界では細部にこそ本領が宿る。常人にはマネできないこだわりの連鎖に応えられるからこその職人なのだ。
『その道で生きていく覚悟とプライド』
文字通り、職人の世界ではその他のことを棄てなければ実行できないし、働き続けられない瞬間が訪れる。
元々、その道を進める性格だったのか。進むに足りえる素養があったのか。それを可能とする環境に恵まれていたのか。
おそらく、実現できた理由が明確になることはない。しかし、その道を自分の意志で選んだことで『我が道』にしているのは確か。
『好きを仕事に♪』なんてレベルじゃない。
『匠』
1年や2年勉強したり、実践したからどうこうできるものではない。カタチあるものだからこそ、それが明確にわかる。
『数』をこなし『質』を追求していくことでしか到達しえない世界がある。
キャリアカウンセリングやコンサルティング。
それは『カタチなきサービス』ではあるものの、確かに世界が存在する。
その世界では、性格がものを言うのか、環境による影響がものを言うのか。
それとも。。
王道でも邪道でも構わない。
こだわりの連鎖に没頭する世界、そこに我が道があるか。
いただいたサポートは若手のキャリア教育に使わせていただきます。