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親や教師に煙たがられた『why思考』の重要性
空は、どうして青いのか。
1+1は、なぜ2となるのか。
お酒は、なにゆえ20歳からなのか。
そして、勉強しないといけない理由とはなんなのか。。
私には、あらゆる事象は疑問の対象で、納得する答えを大人に求めた時代がありました。
しかし、まともに返答はなく、一緒に考えてもらえることもなく。大人を困らせる、煙たがられる存在でもありました。
大人の怪訝な顔、態度を感じた私は、大人に対して質問をしなくなりました。大人も知らないんだろうな、と。
良い意味で自分で考えて、自分なりの答えを出す思考が身に付きました。
ところが、自分なりの答えを主張すると、屁理屈、生意気と言われることも。
じゃあ、何が正解なん。
イライラする日々が延々と続いてました。
『正解』の革命が起こる
それは、社会に出てから突然、遭遇することになります。
トヨタ式、whyを5回くりかえせ
仕事で、上司や先輩から突き詰められる『何故?』
え!?大人は『why』を嫌がってたじゃないか!
聞いていた話と違うじゃないか!
なんだ、やっぱり『何故?』と疑問を持つことは大事じゃないか。
過去のフラッシュバックと同時に、周囲の大人が私に強いていた『正解』の呪縛から放たれたようでした。
また、このとき、世界で活躍する人種にはユダヤ人が多く、幼いころから『why』を大切にしていることも知りました。
一緒に考えてくれる大人がいないため、自問自答するしかなかった。そのおかげで、たまたま私は『why思考』が身に付きましたが、はたして他の人はどうだったのでしょう。
あらゆる事象に疑問をもたず、素直に鵜呑みにしてきた人が多いとしたら、国として思考停止するのは当然です。
また、教育機関で若者と接していても疑問に思うという思考が育っていないことに恐怖すら感じます。
私のようなへそ曲がりな若者は少なく、素直であるがゆえ、大人の思考停止という環境が影響しているのかもしれません。
作業や処理、記憶する時間は充分に用意されています。
いま、必要なのは、
語り合い、問いかけ合い、考え抜くこと。
『何故』と向き合う時間。
これを意識的に作らないと。
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