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【記述全国4位】令和5年土地家屋調査士筆記試験に一発合格した私の勉強方法(10.5カ月/2330時間)※総合全国20位

1.はじめに

はじめまして。記事を見つけてくださってありがとうございます。
今回は、リクエストがあったため土地家屋調査士筆記試験に合格した勉強方法について振り返りたいと思います。

また、振り返った結果「この時は、もっとこうするべきだったな」といった後悔もありますので、ぜひぜひ参考にしていただければ幸いです。

私は1998年生まれで、大学卒業後にIT企業に就職しました。大学は情報系の学部だったためそのまま流れに身を任せて就職した感じです。

しかし、割愛しますが、色々考え他の職を検討し始めます。

祖父が自営業ということもあって、自営業が気になりはじめ、士業と出会うことができました。

2.教材選び/予備校について

教材選びや、予備校選びはめちゃくちゃ重要だと思います。

私自身は、正直何も考えずに予備校を決めてしまいました。
会社のストレスから逃れたくてとにかく何かすぐにでも始めたかったので(笑)

「土地家屋調査士 予備校」で検索して上位に「アガルート」が表示されました。
「アガルート」はサンプル講義がすぐに0円で申し込めたので何も考えずに申し込みをしました。

サンプル教材が届いてからまず測量士補/土地家屋調査士のサンプル講義を2周して、(これならいけそう)という謎の自信で測量士補/土地家屋調査士のダブル合格カリキュラム2023を申し込みました。

【振り返り】
(良かったこと)
・色々深く考えると行動できないのですぐに行動した事はよかった。
→深く考えていたら今も何も始めずにストレスを抱えたまま職場に向かっていたかもしれない
(タイムスリップできるなら)
・そうは言ってももう少し情報収集するべきだった。
→合格率はどういう風な計算で予備校ごとに差があるのかどうか、テキストの感じ、講師の話し方、など考慮してもよかったのかな…

3.勉強時間について

土地家屋調査士はサイト等では、合格に必要な勉強時間はだいたい

1000~1200時間

と言われています。

私が土地家屋調査士筆記試験に合格するまでに勉強した時間は

2330時間です。(勉強期間:2023年12月1日~2024年10月15日)

毎日5~14時間勉強していました。

studyplusの記録1
studyplusの記録2
2330時間の思い出

私の個人的な感覚としては
500時間程度で「運が良ければ合格できるな」
800時間程度で「基本合格圏内。運が悪ければ不合格かも」
1000時間程度で「全国1位合格狙える気がしてきた(笑)」

結果としても1000時間越えからあんまり成績が伸びた感じはないです。
正直言うと1000時間あたりでさっさと試験受けたいって思ってました。

でも、まだ試験日まで時間はある。絶対一発で合格したい、やらないと忘れる、後悔したくない!などの想いから勉強しない選択肢は全くなかったため、全く手を緩めることなく勉強しました。

【振り返り】
(良かったこと)
・調査士になるのだから知識はより確実にした方が良いのは間違いない。
(タイムスリップできるなら)
・調査士に合格したら司法書士も挑戦したかったので、調査士で勉強した1300時間分くらいは司法書士に費やしたかったなぁ。
(調査士合格した身だから言えるだけ)

※勉強時間は個人差があると思います。それよりも勉強内容/勉強方法の方が重要です。それでは私の勉強の方法は次の見出しで↓

4.私の勉強軌跡

私自身の勉強軌跡を振り返りますね。

①アガルートのインプット講義を2周
→インプットの際は分からなくても見返すことはせず次の講義動画へ。
②択一過去問1年分を完璧にする
→まじでほぼわからん!まずは1年分だけでも完璧にするまで繰り返すことで自信をつけた。
③択一過去問上を完璧にするまで繰り返す
→択一過去問下(H26~R4)も同様の手順。特に最新の過去問は傾向をつかみつつ重点的に。
④テキストの申請書例50を完璧にするまで繰り返す
→⑤に入る前に10周はした気がする。
記述過去問(土地)1年分を完璧にする
→まずはH17を満点が取れるまで繰り返す。
⑥記述過去問(土地)を進めていく
→H17完璧にするまで→H18→H19→H18完璧にするまで→H19完璧にするまで→H17→R4→R3→R4完璧にするまで→R3完璧にするまで→H20…みたいに割と自由に解いた。
⑦記述過去問(建物)1年分を完璧にする
→まずはH17を満点が取れるまで繰り返す。
⑧記述過去問(建物)を進めていく
→⑥と同様
⑨インプット講義3周目
⑩択一と記述を連続で解いてみる(本番と同様の形式で)
→H17から順番に最新の過去問まで
⑪インプット講義+過去問での苦手を暗記カード作成
→流石に自分のどこが苦手なのか明確になってくるはずなので、その部分は暗記カードを作成して移動中にも学習できるようにした!
⑫⑩~⑪無限ループ

※大体の流れを記載しているにすぎません。厳密には順番に反して適宜不足していると思った部分を対策していました。
例)申請書の書き方の知識が不足していると感じたら申請書例の苦手部分を重点的に取り組む、暗記カード作成等

結局テキスト20周?30周?過去問20周?30周?申請書例も何周したのかもうわからないくらい回しました。(時間があったので)

5.4を終えてからの毎日のルーティーン

知識が定着し過去問も割と解けるようになってからの毎日のルーティーン

①過去問1年分を通しで解く
②①の答え合わせと苦手分析(苦手分析は本当に大事)
③申請書例をできるだけ多く解く(1日で50例全て取り組む日もあった)
④テキストをガチで深く読む(適宜付箋をつける)
⑤司法書士の民法問題を付箋を重点的に高速無限ループ
→こちらも慣れてきてからは付箋の部分は1日で2冊すべて回せるように

土地家屋調査士は民法が3問しか出題がないため過去問が少ないです。

予備校の講師によっては、民法は土地家屋調査士の過去問で基本的には十分といった意見もあるようですが、私は確実に一発合格したかったため、民法対策に司法書士の問題を解くことを決意しました。
※時間に余裕のない方はしなくても合格はできると思います。確実性を上げたい方のみ。

民法対策で使用したのは下記の2冊です。

ケータイ司法書士 民法Ⅰ
オートマシステム民法Ⅰ

この2冊も20周はしたと思います。付箋は張り替えたりはしてますが、重要だと思った問題は100周くらい繰り返し見たものもあります。

一問一答形式なので高速で周回できるのが良さだと思いました!

6.勉強記録の振り返り

見出し4,5を振り返って思ったことを書いていきます。

【意識】
効率重視を全くしていないわけではないですが、とにかく考えている暇があれば勉強するということを徹底していました。
移動時間は必ず暗記カードか音声講座!

【勉強の優先順位】
穴を埋めていくことを最優先に、あとは繰り返し学習で定着化させていました。

【工夫したこと】
過去問を解くことやインプットにマンネリ化してきたとき、あえてしばらく解かない年度を作ったり、他の学習に時間を使うことで少し違った視点で問題に取り組めることがありました。新鮮さを時々出していきたいところ。模試を解くタイミングとか!

【もっとこうすればよかったと思うこと】
かなり遠回りした気がするし、1000時間以降は特に無駄な時間だと思いました。しかも効率がいい勉強だったのかどうかすら良くわからないです。でも、その時その時でベストを尽くしてきたので悔いはありません。


※以上偉そうに語っていますが、勉強方法や勉強時間には個人差があります。参考程度になれば幸いです。


筆記試験合格発表
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成績通知


記述式
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合格するとめちゃくちゃ達成感あるし嬉しかったです!
(同時に肩の力抜けました(笑))
記事を読んでくださった方々に幸福が伝染しますように!
頑張ってください!!




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