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柔軟な対応は出来ていますか?

こんにちは、竹岡佳信です

『どんな時でも、柔軟な対応が出来るようになる』

これは、私がサラリーマン時代に掲げていた
自分との約束の一つです。

実際、杓子定規に何かを進めようとしても
大抵は、上手くはいかないものですし、

会社の規則や、上司の指示に、正確に従うよりも
現場での柔軟な対応によって、

大きな問題になりそうなことも
未然に防ぐことが出来たりします。

それが、裁量労働というものだろう・・

なんて、カッコつけて、言っていたような気もします。

もちろん、裁量労働の本当の意味とは
かけ離れた"こじつけ"に過ぎません。

さて、

では、この『柔軟な対応』なのですが、

実際に『柔軟な対応』をするためには
どうしたら良いと思いますか?

実は、これが、

自分でビジネスをやっていく上では
重要なスキルの"一つ"だったりします。


話は変わりますが、今日、久しぶりに
Youtubeの収録をしようと考えていて、

昨夜、遅くまでスクリプトを
見直していたりしました。

どうして、今日を選んだのか、というと
天気が良いという予報が出ていたからです。

ログハウスでの撮影は、天候によって
光の加減が、随分と異なります。

晴れていれば、とても良い光で
収録をすることができるんです。

でも、

朝、起きてみたら、曇りで、

しかも、

とても暗い一日になりそうな雰囲気。

実際、動画をテスト収録してみたら
光が足りずに、粒子が荒れてしまっているし
露出も、かなり難しい状況です。

これでは、満足な画像にはならない、

とりあえず天候の回復に期待して
『午前中に収録するのは延期!』と判断しました。

この判断をするのに、
10秒とは、かかりませんでした。

なぜなら、

「今日、収録できなければ、延期してもいい」
ということを決めていたからです。


それと、

もう一つ、決めていたことがあります。

実は、明日にでも、東京に戻る予定にしているのですが、

天候を条件に、収録を延期したとなると、
「今回の八ヶ岳滞在中の収録は無理」
ということになりかねません。

なので、

今回、どうしても一本収録するのか、それとも、
次の滞在で収録してもいいのか、ということも、
事前に、方針を決めてありました。

だから、迷う必要がなかったんです。


ガンダム00に出てくる戦術予報士は
戦場のあらゆる状況の変化を予想しながら
いくつものプランを考えて、

自軍が目的を達成できるように
シナリオを描いていきます。

ガンダムと比較するのは失礼かもしれませんが、

将棋の棋士は、何千通りもの未来を
シミュレーションする長考をした後に、
次の一手を打つことがあります。

つまり、

どんな状況になっても、焦ることなく、
次の一手を打つためには、

事前に、どれだけのことを
シミュレーションできているのか、

ということに、に尽きるのかもしれません。


もし、あなたが、

これから起きることに対して、
一つのシナリオしか考えていないとしたら、

そのシナリオ通りに、コトが運ばない状況を見て
焦ったり、怒りを覚えたりするかもしれません、

でも、それは、

事前によくシミュレーションをしていなかった、
という証拠に過ぎません。

焦っても、怒っても、
それで状況を変えることはできません。

そうではなく、

現在を基点として、
起こりうるシナリオをいくつか想定し、

どのシナリオなら自分はどう動くのか
ということを決めておくこと。

いくつもの、対応策を
常に、自分の中に持っておくこと。

これが、

柔軟な対応をしていくためには
必要なこと、なのではないでしょうか?


10年前、

私が、サラリーマンを卒業する時点で、

あらゆることをシミュレーション出来ていたか
と問われたら、答えは残念ながら「No」です。

会社の外の世界については、あまりにも
情報も経験も不足していました。

でも、

自分が知りうる、最大限の情報を集め、
何度も、何度も、シミュレーションをしたし、

本当に想定外のことが起きた場合に備えて

『最悪の事態』を考え、その対応方法も
決めておきました。

最悪でも◯◯すればいい、、、

と思えるポイントが明確だったからこそ、
焦ることもなく、不必要な不安を抱くこともなく

知らない世界でも、頑張れたのかもしれません。

人生の経営者になる


人生に確実なものなど、何もない

でも、

ある程度の誤差はあるにしても

現時点からの、
『最良のシナリオ』
『最悪のシナリオ』の二つは
思い描けるはず。

だとしたら、

いたずらに、不安になる必要はありません

なぜなら

現実は、最良と最悪の間に
落ち着くものだから。。


また、メールします


八ヶ岳のログハウスより
竹岡佳信

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