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サラリーマンが会社を辞めるタイミング

こんにちは、竹岡佳信です!

会社を辞めたい、、
こんな会社、辞めてやるう!

と、いつも言っている人ほど
なかなか、会社を辞めたりはしません。

心理学的に解説すれば

「辞められない」
という事実を認めているからこそ

「辞めたい」
という言葉が出てくる状態だからです。

本当に辞める人は、
「辞めたい」ではなく、

「辞める」と言います。

つまり

「辞める」ことを
自分の意思で「決めている」状態
だということになります。

起業を志す方の中には
現在の会社に不満があるという方も
たくさん、いらっしゃいます。

この状態の方の多くは

「会社を辞めたい、と思っている」
という言葉を使います。

不満はあるけれど、
本気で「辞める」とは
思っていないんです。

会社の現状や将来に関わらず、
自分の人生を変えよう、と決めた方は

「会社を辞める、つもりです」
という言葉を使います。

微妙な差、かもしれませんが
自分の潜在意識で考えていることが、
言葉に表れている、と言えるかもしれません。


そして、、、


この差が、起業の成否を分ける
一つ目のポイントかもしれません。


『じゃあ、いつ会社を辞めるのがいいの?』
という疑問がおきますよね。


卒サラ関連のご相談事項で多いのも、

どのタイミングで会社を辞めたらいいですか?

という質問だったりします。

「自分を動かす」ためには「環境」が大切だ
という人がいます。

自分を追い込めば、動かざるを得ない

だから

起業するなら、さっさと会社を辞めてしまって
覚悟をきめるべき、という考え方です。

確かに、それも、ありかもしれません。


でもね、、


本当に追い込まれた状態で頑張れる人は
ごくごく少数でしかありません。

生活ができないぐらい余裕がなくなったら、

『どうしよう・・』と、
思考停止の状態に陥る人の方が
圧倒的に多いのではないでしょうか。

一方で、

会社の年収と同じぐらい稼げるようになってから
会社を辞めた方がいい、

という方もいらっしゃいます。

私も、そう考えていました。

でも、、

フルタイムで働いているのと同じ年収を
副業状態で達成するのは、
実は、大変なことです。

もちろん、

起業のプロセスが進んでいけば
時間単価は、当然に上がっていくのですが

現実問題として、

起業当初は、そう簡単には行きません。

そもそも、

お金をいただくこと自体に
抵抗を感じてしまうような
サラリーマンマインドから出発するのですから・・

「マイクロビジネスアカデミー」で
独立を検討するタイミングとして提案しているのは

概ね、副業で年収で300万円程度を達成するレベル

つまり

月収になおすと、月30万円程度を
”安定的に”稼げるようになったら
円満退職のための準備にかかる

というものです。


”安定的に”というところがミソです。

ただ、1ヶ月だけ、30万円稼いだ
としても、レベルに達したとは判断できません。

最低でも、3ヶ月から6ヶ月ぐらいは
自分の事業が安定的に継続できるかを
確認した方が良い、という考え方です。

逆に、

いきなり、1ヶ月で100万円稼ぎました!
というパターンは危険です。

その月100万円が、どんな内容なのか
経営者の視点で、きちんと
評価する必要があるからです。

生活も人生も、これからも
ずっと続くのですから、

それを支える収入もまた
持続可能なものである必要があります。


付け加えると、

このレベルになったら『会社を辞める』という
収入基準を決めておかないと

サラリーマンの給与+副業収入30万円以上
という状態に満足してしまって

会社も、副業も辞められない
という状況に陥ることもあります。

副業で収入を増やすことが目的であれば
それはそれで良いのですが、

もし、起業の目的が

『会社にしばられない人生』であり
『雇われない生き方』であり
『未来を変えること』であったなら、

収入の多寡によって
判断を変えることなく

自分の人生を、どう生きるか

という中長期的な視点で、
判断していくべきなのかもしれません。

人生の経営者になる


それは、

自分の人生というリソースを使って
どんな経験を得るか、という
壮大なゲームなのかもしれません。


また、メールします

八ヶ岳のログハウスより
竹岡佳信

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