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【悪夢日記】選択

2020/0827

悪夢のような感動するような変な夢

中学の同窓会に行った。素行の悪い中学だったので、さっさと帰りたかったが一人だけどうしても消息が気になる奴がいたので我慢していた。中学の素行の悪さから抜け出したくて、僕に勉強を教えてくれとせがんだやつだった。

彼の当時の学力ではうちの中学校の連中がなだれ込むような素行の悪い高校行きは免れなかったからだ。彼は当時、いじめを受けてたというか、あれは暴行だったと思う。うちの中学校は何人かの弱い生徒を不良がよくカツアゲしてた。成績のよいやつには手を出さないので僕はそのような目にあわずにすんだ。話を戻そう。

彼には一年勉強を教えてたが、結局学力はあがらず、どこの高校に行ったのか、高校なんざどこでもいいから、今は幸せなのか気になった。マイルドヤンキーがギャーギャーやってる中をかきわけて「○○を知らないか」と訪ねてまわった。酔っ払ってロクに受け答えできないやつばかりだったが、なんとか後ろ姿が見えた。

声をかけようとすると周囲が真っ白になって、彼の後ろ姿がある方向とは別の方向から光が差し込んできた。その光の中に進んでいく人影があった。高校の部活で同じパートだった人たちだ。そうだ、今日は高校の部活の演奏会の日だった。


どっちが大事か一瞬考え○○に心の中ですまないと謝って、高校の部活の演奏会を見に行った。後輩の演奏が聴きたかった。
光の中に入ると、その先は定期演奏会で使うホールだった。あと数曲しかなく、一番後ろの席に座った。
やがてサックスパートだけで集まる演目が始まった。そこには同級生もOBとしていた。とても楽しそうで「ああ、なぜ自分はあすこにいないんだろう」と思った。サックスをやめてしまったからだ。生活が苦しくて売らざるを得なかった。泣きそうになりながらアンケート用紙に感想を記入していた。


ふと「そう言えば最近ベース始めたんだ」と思い出した。今更また仲間にいれてくれとも言えないが、なんとなくそれだけは伝えようと、アンケート用紙をサックスパートの人に渡しにいこうとして、目が覚めた。
懐かしいような、寂しいような、変な夢。

お世話になった友達全員に焼き肉とかおごりたいです。