トロント滞在記10 〜 WDW旅行

念願のフロリダ・ウォルトディズニーワールドに行ってきました！
5泊6日で４パークを巡るというなかなかハード旅でしたが、めちゃんこ楽しかったです。
正直日本のディズニーリゾートに対して興味を年々失ってきて、かつては年１ではいっていたのが最後に行ってから数年経ってしまったレベルだったのですが、ディズニーの力をダイレクトに浴びて再度ディズニーパーク熱が再燃してきました。さすがの本場の力です。
今回の記事では４パークの感想を書きます。パーク巡る時の持ち物や計画立て、ライトニングレーンマルチパスの仕組み、宿泊移動関係はまた別記事で書きます。

パークチケットの仕組み

日本からWDWに行く場合は、航空券・ホテルも同時に取得するケースが多いと思うので、旅行会社を介することが多いのかなと推察しますが、私は全てバラバラに予約したので、パークチケット単体の仕組みがなんとなくわかりました。
前提として、パークチケットは「ある決まった期間中(約一週間)に４つのパークどれにでも１つ入ることのできる権利を得る」という形です。例えば4日のチケットを買おうとすると、Magic Kingdom, Animal Kingdom, Hollywood Studio, Epcotの４パークの中から1日どれかひとつ出入りが可能になり、いつどこに行くかは決めておく必要はないです。ただ1日に２つのパークを回りたいときはパークホッパーのオプションをつける必要があり、1日のみオプションをつけることはできません。よって４日間のうちたとえ2日しかパークホップする予定がなくても、4日分全てのチケットにパークホッパーのオプションをつけなくてはいけません。パークホッパーは1日あたり25USD程度なので、日数が増える分コストがかかります。また問い合わせましたが、２日分のチケットを1日に消費することもできないので、パークホッパーオプションがない限りは1日1パークというのは変えられません。

パークチケットは最低価格119USドルですが、繁忙期だと200USドル弱行くこともあります。むしろいつが最低価格なの…というレベルでカレンダーを見渡す限り高価格です。日数を長くすればするほど1日あたりのパークチケット代は安くなりますが、なんにせよ今回他のどのコストよりもチケット代が一番コストがかかりました。

４パークの特徴と感想

テレビとかで特集されると必ず説明されるのが、「WDW(ウォルトディズニーワールド）の敷地は山手線の内側の1.6倍の大きさです！」というフレーズで、とにかく広いです。４つのディズニーパークと２つのどでかいウォーターパーク（巨大サマーランドみたいな）とショッピングモール(イクスピアリ一帯みたいな）と20を超えるリゾートホテルが存在していて、ホテルも船走ってるし、もう一帯が街です。
今回の旅ではAnimal Kingdom, Magic Kingdom, Hollywood Studio, EPCOTの４つのパークを巡ったのでその感想を書いていきます。

Animal Kingdom

公式サイトから：Delve into the magic of nature and the awe-inspiring land of Pandora- The World of Avatar
ウォルトさんの自然に対する姿勢や思想がよく現れているパークだそうです。(ディズニー+で見られるパークのメイキングとかを見るとよくわかった面白いです）

自然をテーマにしたパークにディズニーキャラが散りばめられている感じです。パーク内各エリアは自然体で暮らす動物たちにフォーカスを当てたアフリカやエベレストの近くの街（カトマンズみたいな雰囲気)を模したアジアなど世界中の実在しているものを再現しているものもあれば、恐竜や海底の世界など古代や少しファンタジーなものに焦点を当てたダイノランドエリア、アイコニックなTree of Lifeが真ん中に鎮座するディスカバリーアイランド、コンセプトをアバターの世界に絞り込んで作り込まれているパンドラがありました。
パンドラは特に無重力感のあるオブジェが信じられないサイズで作られていてまさに没入感がすごく、アトラクションも人気でアニマルキングダム内では比較的混んでました。
アフリカエリアのキリマンジャロサファリは30分待ちくらいでしたが、バスに乗り込んでかなり大きなエリアに放たれたリアル動物たちを見ることができる、リアルジャングルクルーズです。

サファリパークです

特にすごかったのはライオンキングのミュージカル！歌ありダンスありキャラクターありアクロバットありのとんでもないスペクタクルショーでした。日本じゃこれは見れないなあと思いました。また来れたら絶対見たいです。
ファインディング・ニモのミュージカルもオリジナル曲とキャストさんの演技が素晴らしく見入ってしまいました。ストーリーは忙しい人のためのファインディングニモって感じでしたが、わかりやすいし構成もめっちゃ良かったです。なぜか隣に座った日本にいったことがあるというおじさんに話しかけられて日本トークで盛り上がりました(?)
乗り物系アトラクションが少なめなパークではありますが、唯一と言ってもいい絶叫系の「エベレスト探索」はコンセプトがめっちゃ面白くて、あくまでもエベレストの探索をしに行っている登山隊であり登山グッズなどがスタンバイエリアに展示されていたり、言い伝え上の怪物イエティが諸説ある感じに展示されてて面白かったです。ショップにイエティグッズ売ってて笑ってしまいました。でもそういう「ここだからこそ！」というグッズとてもいいですよね。

奥に見えるのがエベレストです

はちゃめちゃに濡れるアトラクションもありましたが、今回は気候が肌寒かったので諦めました。でも自然の急流をイメージしている感じでめっちゃ楽しそうでした。周りから見てる人が水をかけられるボタンなどが設置されていてこれは夢の国でしか許されないなあ〜と思いました。

アニマルキングダムはお酒が飲めます！パークにいった日は一瞬スコールに打たれましたが、すぐやんだ後、外のテラス席で飲みました。自然がいっぱいなのでめちゃめちゃ気持ちよかったです。おこぼれを貰いにくる鳥が見たことない鳥でさすがアニマルキングダムだなと思いました。
アニマルキングダムはフロリダにしかないので、WDWにきたら絶対きた方が良いパークだと思います。オススメ！！！

Hollywood Studio

公式：Journey to the immersive land of Batuu and join an interactive mission on Millennium Falcon: Smugglers Run.
パーク自体はそんなに広くないので、1日あればゆったりと回れる印象でした。見どころは圧倒的にスターウォーズエリアとトイストーリーエリアだと思います！トイストーリーマニアはTDSとほぼ同じと思いますが、スリンキーのコースターもあるのと、エリアの規模感は圧倒的に大きいので、見応えあります。アンディのお庭がイメージされています。

お手洗いの表記がscrabbleのコマでできててかわいい！

スターウォーズは一応4~3までかなり昔に見たような気がするのですが、あまり記憶がないままパークに行ってしまいました。でも！圧倒的に感動したのが、"Star Wars: Rise of the Resistance"です。これは初回の感動が凄すぎるのでネタバレは控えてぜひ自分で体験していただきたいアトラクションでした。。スターウォーズのエリア自体も世界観がものすごい規模で実現化されているし、キャストさんの雰囲気作りもすごいし、ジョンウィリアムズ氏が曲を書き下ろしているらしいし！？めちゃめちゃよかったです。ご飯もこのエリアでホットドックを食べましたが、パーク飯史上一番美味かったまであります。ビールも飲めます！

ピタパン的なものにお肉を挟んだホットドッグ！

あと感動したのはインディージョーンズのショー(Indiana Jones Epic Stunt Spectacular!) スタントマンたちがインディジョーンズの映画に出てくるようなアクションを生で見せてくれるというショーでした。爆発！炎！飛んだり落ちたりが目まぐるしく連続するショーで、とにかく規模がおかしかった。ステージがデカすぎる上に転換が３回くらいあるという、、意味わからん。迫力やばかったです。必見。
アナ雪のショー(For the First Time in Forever)は映画まんまの映像を見ながらみんなで歌うという見たことないショーでした笑　一応質量を持ったアナ、エルサ、クリストフ、オラフも出てくるけど・・・
まあまあ混んでいたので、アトラクションはそこまで攻めずに、スターウォーズエリア以外で乗ったのはThe Twilight Zone:Tower of Terrorくらいでした。これもTDSのタワテラとアトラクション自体はほぼ一緒ですが、ハイタワー３世とかの設定はTDS独自なので、WDWのはトワイライトゾーンというアメリカ版世にも奇妙な物語みたいなテレビ番組をモチーフに作られています。怪奇現象！みたいな感じで雷と共にドーン！みたいな。TDSより摩訶不思議感はありました。なぜかアトラクション終わりのショップで怖いもの括りなのかNightmare before Christmasのグッズがいっぱい売ってて「なんで？」となりました。

そしてそして一番の楽しみが「Fantasmic!」。かつてTDSでもやっていたショーですが、Hollywood Studioには専用の屋外水上シアターがあります。（1万人収容できるらしい）
初回が8:30で1時間前くらいから入場ができたので、ご飯とお酒を持って座席に座って食べながらショーを待ちました。ショーはとにかく圧巻！規模も音楽も水もすごいし、モアナも出てきて嬉しかったです。マレフィセントドラゴンが吐く炎で一回事故？があったようで縮小されてしまっていましたが、いずれにしてもすごかった！これ見るためだけにハリウッド行くまでありました。最高。

蒸気船ウィリーにモアナ乗ってるのアツい

EPCOT

公式：Take flight above breathtaking landmarks on Soarin’ Around the World
確かに、ソアリンみたいに世界中が回れるパークでした。最終日の夕方からのパークインだったので全部は見切れなかったのですが・・・
EPCOTはMagic Kingdomの次に作られたパークのようで、だいぶ年季が入ってはいますが、大人向けというかコンテンツ量の多いパークでした。ライド系のアトラクションはそんなに多くはないですが、各国のパビリオンがあるのでとにかく見どころが多いのと、お酒があちらこちらで提供されているワクワクするパークです。特にフェスがやっている時は各国のお酒が提供されているようで、情報収集で見ていたyoutuberたちもご機嫌な様子でした。
アイコニックなEPCOTの球体は"Spaceship Earth"と言うアトラクションになっていて、人間のコミュニケーションの歴史を学べるライドになっていて、言語も選べるようになっていました。なんとも時代を感じるライドで、最後はインターネットの発明で終わるという・・・w

Spaceship Earth以外で乗ったアトラクションは"Guardians of the Galaxy: Cosmic rexind"でした。私がとにかくGotGファンなので、これだけは乗りたいと主張し、これだけはライトニングレーンのシングルパスを買って枠を確保しました。新しいコースターなので動きも予測できないし楽しかったです。確かにピーターの船こんな動きになりそうだな・・・と言う感じ。乗るまでの演出もGotgキャラクターたちが出てくるし、お土産屋もグルートまみれで最高でした・・・絶対日本で買えなそうなパーカーを買いました。グッズ全部欲しかった・・・

ノヴァ軍の船ごしにみる花火

各国のパビリオンはそれぞれ特徴があって面白いのですが、とにかく時間がなくて回れず残念でした。ドイツのエリアがクリスマスマーケット風になっていて、そこでビールとチーズフォンデュとシュニッツェルを食べましたが、めちゃんこ美味しかったです。

肩のせグルートと乾杯しました

フランスにはエッフェル塔があり、日本には厳島神社の鳥居と三越があります。三越にはピカチュウとかドラえもんとか売ってましたwww

EPCOTは消化不良なので、絶対もう一回行きたいと思っています。今度は1日がかりで昼からビール飲むんだ・・・！

Magic Kingdom

公式：Explore lands of endless enchantment, where your fantasy becomes a reality.
どこからどこまでも「ああディズニーだな」「夢の国だ」「た、楽しい・・・」というパークでした。
この日はearly entryで7:30にパークに入り、夜のクリスマスイベントまでいて22時の花火までいたので、かれこれ14時間くらいパークにいましたが、楽しすぎました。
パークの構成は東京ディズニーランドと似ている（TDLはここを模しているので）からTDLに行ったことがある人は結構すぐ土地勘が掴めるかもしれません。
しかしとにかくアトラクション数が多いので、乗りたいものの見たいものの優先順位をつけて効率よく回る必要があります。プランニングが超大事。
私はYoutuberの動画を見まくって、色々予習して、このパークだけLightning Lane Multi Passを購入しました。(課金制ファストパスみたいなもの）この話は追い追いします。とはいえ、日本の感覚で言うと「待ち時間少な！」と言う印象です。日本だと「ああ70分だったら並んじゃおっか」と言う感じですが、軒並みスタンバイでも30~40分待ちくらいだったと思います。ライトニングレーンを買えばほぼ並ばずに行けるので時間も有効活用できます。
唯一の欠点は・・・お酒が飲めないこと、くらいですかね。
甘いスイーツ系が多かったので、しょっぱいものが口恋しくなったというのもありました。でもお昼に食べたすごいホットドック美味しかったです。

乗ったアトラクション、見たショーなどの一覧はこちら。

撮った写真の時間から逆算してみました

特に印象に残ったアトラクションの感想を書いていきます！