濃霧の中、苫小牧港でフェリー撮影!
前回は「シルバープリンセス乗船記か別のネタにするかこれから決めます」で終わり。実は書いた翌日6月28日(月)、また早朝に苫小牧へ行く事を決めていたので迷いがありました。
なぜ28日苫小牧行きにこだわったかといえば、新日本海フェリー「すずらん」の停泊日だったから。「すずらん・すいせん(以下敦賀船)」の停泊日は例年7月末から9月はないですし、今回は「らいらっく」が機関整備でドックへ行った影響で当初の予定が変わり、6月27日20:30から28日23:30までずっと接岸。
通常は「らいらっく」か「ゆうかり」の乗船作業のために、15時頃敦賀船は一度沖出ししますが、それもない。なら昼の仕事前の明るい時間に撮影しようと車を走らせました。濃霧注意報が嫌だなと思いつつ、機会がもうないので行く事に。
1.霧の苫小牧西港でシルバーブリーズに再会
就航したシルバーフェリー「シルバーブリーズ」は先週の6月20日から21日の八戸→苫小牧で自分は乗船。その模様は後日noteに書く予定です。今回は「すずらん」がメインなので、あまり撮影しない出光製油所付近でついでに「シルバーブリーズ」の出港を撮れたらと車を走らせました。ところが札幌から進むと恵庭に入る前から濃霧。イヤーな予感がしました。苫小牧西港に近づいたら余計に酷い状況。
出光製油所付近での撮影は、対岸のフェリーターミナルがはっきり見える状態できれいに写したかったので、これでは出光製油所付近に行く意味がありません。諦めて1週間ぶりの西港フェリーターミナルへ。対岸の製油所タンクもまともに見えにくい状況。日頃の行いの悪さが出ました。
この写真、メモリを落とす以外の補正なしです。対岸の出光タンクが見えません。定刻朝5時にかなりの弱風の中、シルバーブリーズは出港しました。
辛うじて撮影しましたが、本来は背景に製油所などがちゃんと見えています。
これから西港から東港に行くけど、余計に心配になりました。
2.霧が晴れるまで1時間待って「すずらん」撮影
新日本海フェリーの「すずらん」は就航時の披露会で撮影していました。
苫小牧西港から東港までは、車で30分近くかかります。途中物凄く見通しが悪い箇所がある中進みました。東港に朝6時に着くと何と船のファンネル(煙突)が埋もれるほどの濃霧。完全に天を仰ぎました。ただずっといても寝たら起きれないと思ったので、日高線廃止後の鵡川駅を見よう、霧が晴れているかもと思って寄り道。
駅舎の後ろにある携帯の電波塔が霧でぼやけています。まさに最果ての駅、霧の駅そのものでした。
再び戻って、何とか「すずらん」を撮らないと走った意味がないと思い、ギリギリまで結局東港に戻って晴れる事を願い続けます。すると6時30分頃にようやくファンネルと対岸の北電厚真火力発電所の施設がなんとか見えて来ました。
まず立入禁止のバリケード前で撮影。
それから「すいせん」「らいらっく」「ゆうかり」でも撮影した同じ場所に向かおうとすると、踏切のカンカンカンの音が。日高線の列車が通過しましたが、望遠レンズに換える時間がありませんでした。
ようやく船首から撮影。到着時は船上にあるレーダーが霧に隠れていました。
カモメマークの隣は今年のドックより「すずらん」「すいせん」は「Shin Nihonkai」から「Cruising Resort」に変わっています。
こちらは5月に撮影した「ゆうかり」。もしかすると東京九州フェリー就航後、利用状況を見て「はまゆう」「それいゆ」ドック期間中に「すずらん」「すいせん」が代走するかもしれません。
「ゆうかり」と比べると、ファンネル(煙突)の形が違いますね。
これで道内発着のカーフェリーの船体を全て自分のカメラで撮影し終えました。シルバーティアラは八戸で先週撮影したので後日書きます。他にまだ撮影していない新日本海フェリー船の夜間入出港シーンは後日挑戦します。2021年3月、「はまゆう」がトレーニングを兼ねて小樽ー舞鶴、苫小牧東港ー敦賀で運航していた時は道内港で昼間の停泊がなかったので、撮影していません。横須賀行く機会があればその時にします。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。次回は特別な事がない限り、シルバープリンセス乗船記を予定しております。