沖縄県与那国島をめぐる旅③
前回は与那国島で最も有名な日本最西端の地、Dr.コトー診療所などを紹介しました。今回は西崎展望台から見える、与那国島の西部にある集落・久部良(くぶら)地区にある名所を紹介します。
1.久部良港とナーマ浜
島の物資は与那国空港でも積み降ろしがありますが、大半は船で運ばれます。与那国島と石垣島を結ぶ福山海運のフェリーが運航され、与那国島での入出港が行われるのが久部良港のフェリー岸壁です。
陸側からターミナルを撮影。行った日はちょうど船がドック(車でいう車検)中でした。
フェリー岸壁の向こう側にも岸壁があり、そこまで車で行って撮影。与那国島のダイビングでも久部良港は拠点になっています。
海底遺跡クルーズ船が停泊していました。5人以上予約があり、海上が穏やかでなければ運航しません。
先程の写真を撮りに行く途中にあった日本最西端の郵便局・久部良簡易郵便局。土曜日に行ったのでお休みでした。
久部良港のそばには日本最西端の砂浜・ナーマ浜があります。
ナーマ浜から西崎を眺めます。西崎はかなり険しい崖になっています。
2.久部良バリと日本最後の夕日が見える丘
久部良バリとは大きな岩の割れ目が口を開いている場所です。
人が飛んで渡るには危険なのですが、琉球王国の時代に人減らしのために妊婦を集め、渡らせるという残虐な事が行われたという言い伝えがあります。琉球王国は宮古島や石垣島などの先島諸島に人間の数だけ税金をかけていました。
久部良バリの近くには日本最後の夕日が見える丘があります。
日帰りで夕日を見ずに石垣島へ行ったので夕日の写真はなしです。
真昼の夕日が見える丘の眺望。西崎と久部良港の防波堤と灯台が見え、見通しが非常に良い日には台湾の山並みが見える事があります。
久部良バリ、日本最後の夕日が見える丘への駐車場からは廃墟が見えます。アダンの夢製塩所跡で、以前は塩をここで作っていたのですが、2004年の火災で焼失し廃業しました。
3.ダンヌ浜
久部良港から与那国空港へ向けて車を進めると、高齢者住宅「月桃の里」の案内看板がある道が現れます。月桃の里へ向かう道を海岸まで進むとダンヌ浜です。
透明度が良く、非常にきれいな海です。実はインスタ映えスポット。
公衆便所の入口と近くから見た海景色がきれいなのです。
敢えて少し斜めから撮影。
行った時、自分以外は誰もいませんでした。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。次回はダイヤモンドプリンセスでのコラムです。