沖縄県南大東空港から南大東旅へ!
前回は久米島への船旅について紹介しました。本日から沖縄県大東諸島・南大東島です。最初に南大東島の玄関・南大東空港を紹介します。
1.空港ビルとモニュメント
沖縄県南大東空港は南大東島の東部にある空港です。かつては島の中心にありましたが、1997年に現在の場所に移転。現在1日2往復運航し、午前中は那覇空港との往復、午後は曜日によって北大東空港に先に寄るか後に寄るか変わる変則行程で那覇と結んでいます。なお南大東ー北大東の路線は日本で1番短い距離を飛ぶ路線で、最速だと離陸から着陸まで約5分です。
出入口側から見るとやはり台風が多い沖縄のコンクリートで頑丈な造りであることが判ります。
玄関も琉球石灰岩に文字が彫られて、南国感覚があります。
南大東空港の入口には大きなモニュメントがあります。こちらは1997年の開港及び南大東村村制50周年に合わせて建てられました。
展望デッキはフェンスがなければ本当に晴れていれば気持ちよく景色が見えます。でもフェンスの隙間に一眼レフカメラは入りません。写真の階段の上でフェンスが切れる辺りで飛行機を撮影した方がいいと思います。
屋上もフェンスががっしりしており、カメラ穴などないので、出迎え・見送りだけにしましょう。なおボーディングブリッジなどないので、飛行機とターミナルとの間は徒歩が基本です。
飛行機にすぐに乗らない人なら、飛行機を撮影するのに最適なのは、滑走路に沿って走る道路沿いです。空港施設が見える場所が何カ所かあります。
グーグルマップのスクショです。星印の場所で先程のターミナルを撮影しました。南大東空港はターミナルの玄関が東側・海側にあり、県道は滑走路の南側を通ります。空港ビルからは実は海が見えません。南大東島は海岸付近の標高が高いお椀型の地形です。
なお星印を少し北に進むと「月桃ムーンビーチ」という宿があります。この時は宿泊できず日帰りでしたが、レンタカーで午前中から夕方までお世話になりました。あと赤で囲った㈱グレイスラム本社工場が旧南大東空港の建物です。
2.売店とおすすめ土産
南大東空港の売店は1日2往復しか飛行機が来ないので、飛行機が発着しない時間帯はお休みです。およそ到着1時間前から開いている事が多いとのこと。なお売店の奥は喫茶店と観光プラザです。
観光案内所には人がいたので撮影は遠慮して看板のみ。
売店に行くと、旧空港で製造したラム酒が並んでいます。
ラム酒が入ったケーキもありました。
冷蔵庫を見ると、南大東島の漁師が獲ったマグロの加工品がありました。
何と冷凍された貝までありました。カサガイ(ヒラミ)だそうです。保冷剤あってもそれから先が長いので、今回は購入を遠慮しました。
沖縄県内各地にサトウキビ畑がありますが、南大東島で採れたサトウキビをカットし真空パックにしたものがありました。
南大東島ではとうもろこしも栽培しています。地元北海道産と食べ比べたくて購入。
ソーカとは南大東島で月桃のこと。月桃を小麦粉や砂糖などと練りこんで作られた焼菓子は「あっ!ソーカ」。そうか美味いのかとオヤジギャグを言いながら、オジサンは食べてみましょう(笑)。
南大東島では保存がきくので、昔からようかんが食べられていました。開拓者が東京・八丈島からの入植者だった影響です。伝統の味はいかがでしょうか。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。次回は南大東島の名所を紹介します。
参考:LINEトラベルjp