沖縄県北大東空港から北大東旅へ!
前回は南大東島の名所について紹介しました。本日から沖縄県北大東島です。最初に北大東島の玄関・北大東空港を紹介します。
1.ターミナルビルとモニュメントの紹介
沖縄県北大東島の空の玄関・北大東空港は写真の様に立派な建物です。現在滑走路は1500m。南大東空港と違い、空港は移転していませんが、当初は滑走路が短く、欠航が多かったので1997年に延長されました。
ターミナルビルは2階建てで、2階に売店と展望デッキがあります。
空港は島の東側にあり、滑走路は北北東から南南西に延びています。
帰りの離陸前、南南西の端に来た時に機内から撮影。右側が海・東側。
なお一般人は行けない滑走路の北北東の端は、実際の沖縄県最東端のそば。つまり船で海から眺めない限り、飛行機利用客だけ離着陸のいずれかで最東端を見る事が出来ます。
空港ビルの入口は島の中心側・つまり陸側、海側に滑走路があります。なお滑走路はかなり盛り土しているので、展望デッキ以外の場所から敷地は見えにくいです。沖縄県最東端の碑は空港滑走路に接していますが、滑走路が盛り土しているので、空港ビルは真向かいの場所なのに、フェンスそばまで登って眺めるしかありません。雨の日は滑るので止めましょう。
沖縄県最東端の碑が実際の最東端に建立されなかったのは、島の北東側の海岸線が険しくて道路建設が難しいこと、空港の滑走路の安全性に影響するからです。
南大東空港にも入口にモニュメントがありましたが、北大東空港にもあります。
ビルそばには沖縄らしく、琉球石灰岩を掘った空港石碑もあります。
2.1日1便の運航!ルートは曜日によって変更
現在発着する旅客機は琉球エアーコミューターの50人機材のみ。しかも1日1便。また運行ルートが変わっており、火曜・水曜・木曜が、那覇→南大東→北大東→那覇、金曜・土曜・日曜・月曜が那覇→北大東→南大東→那覇のトライアングル運航です。更に北大東⇔南大東の間は日本で最も短い路線で、離着陸の方向次第では実質5分のフライトになります。
このような運航なので、往復割引で利用する場合、行きと帰りの曜日の組み合わせ次第ではJALのホームページで予約が取れず、予約センターへ電話するしかない時も。つまり那覇空港ー南大東空港利用の往復割引でも、片方または両方に北大東空港立ち寄りがあればネットで取れません。
なお那覇→北大東→南大東の曜日で南大東へ行く人、那覇→南大東→北大東の曜日で北大東へ行く人は、それぞれ北大東、南大東で1度全員降ろされ、空港の搭乗待合所へ案内されます。ただ搭乗に間に合うよう、制限区域を一度出て売店にちょっと行く事は可能。その代わりもう一度手荷物検査をする事になります。
3.売店「大東ラグーン」でお土産を
空港ビル2階には売店「大東ラグーン」があります。日曜日休み、飛行機が到着する約1時間前から出発までの営業。空港ビルにはエレベーターもあります。
窓側には滑走路を眺めながら軽食が可能。ドリンクとピザ(時間がかかります)がメニューにあります。
店内には土産が揃っていますが、特に目立つのが月桃の製品。
女性におすすめの化粧品が並びます。
月桃エキスが入った石鹸に、
防虫に使える月桃線香も。
美味しい月桃茶をゲットするのもいかがでしょうか。
北大東島は月桃だけでなくジャガイモ、カボチャの栽培も盛ん。島で獲れた農産物を使ったちんすこうが製造されています。
ちんすこうはお店のご厚意で開けた時の写真も撮影。
北大東島で獲れたジャガイモを使った生麵も販売しています。
更にポップコーンまであります。小さな島ですが、土産品の開発は進んでいます。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。次回は北大東島の名所を紹介します。
参考:LINEトラベルjp