沖縄県・多良間空港へ行こう!①
前回は石垣島の玄関・新石垣空港についてでした。
石垣島と宮古島の間には、多良間島という有人島があり、航空機の定期便も運航しています。現在は宮古空港と結ぶRAC(琉球エアーコミューター)の便のみ。地元では石垣島ー多良間島ー宮古島という運航を希望する声もありますが、人口が少ないなどの理由で厳しいようです。今回は空港ビルと中にある喫茶店を紹介。空港唯一の土産店は次回にします。
なお自分は行きは宮古島からフェリー、帰りは飛行機で戻っています。
1.空港の建物と周辺
多良間空港は島の西部にあり、空港ビルは沖縄らしい設計になっています。
屋上に展望デッキ、2階は空港事務所、1階に空港会社のカウンター・検査場・売店があります。飛行機に乗る時に制限区域から撮影。
屋上の展望デッキは滑走路側、駐車場側両方を眺める事が可能。
飛行機がいない時間に展望デッキから滑走路側を眺めると、海が見えます。
飛行機が発着する時は村がバスを運行します。多良間村役場、宿泊施設の夢パティオですが、村にはバス停がありません。宿泊施設の送迎やレンタカー利用をオススメしておきます。
愛称が沖縄でめでたい事を意味する「かりゆす」が付いて、かりゆす多良間空港となっています。空港の北側から道路を進むと写真の石碑があります。
まもる君といえば、宮古島の有名な警察官人形ですが、多良間島に唯一空港前にもあります。名前は「つよし君」。
ボーディングブリッジはなく徒歩搭乗です。
なお、飛行機が来ないお昼の時間帯には、トイレと自動販売機しか利用出来ない場合があるので、島めぐりしている旅行者はご注意を。
2.塩職人が運営する「珈琲屋ヘミングウェイ」
空港ターミナル1階入口奥にある喫茶店「珈琲屋ヘミングウェイ」は、ヘミングウェイに外見が似ているマスター長岡氏の店。以前は報道カメラマンをしていましたが、多良間島でこだわりの天然塩を作りたくて島に移住。時々沖縄マスコミの通信員として記事も書いているそうです。
店内は奥が喫茶店の様なカウンター。コーヒーがおいしいそうですが、あいにく時間がなくて(土産に夢中になり過ぎて)、飲めませんでした。
手前は塩の他、マスターの好みが出たTシャツなどのグッズ販売。
マスターが作った多良間島の海水から作った塩をぜひ購入して、通常の食塩と比べてみましょう。
アオサ、カレー、ワインを使った塩もあります。
お問い合わせは0980-79-2500まで。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。次回は土産店にある多良間島の土産を紹介します。