デジタルネイチャー&私

2023年11月20日 11:23

計算機に自然、自然に計算機
オブジェクト周辺は自然であり計算機である。

日本科学未来館に、メディアアーティストの落合陽一氏が総合監修した「計算機と自然、計算機の自然」のメディアアート常設展示があります。
この展示には、印刷機で作られたモルフォ蝶など、自然と人工物が融合したオブジェクトが多数展示されています。
計算機の世界にも自然の要素がみられ、例えば決定木や確率分布などが存在します。
つまり、「計算機に自然、自然に計算機、オブジェクト周辺は自然であり計算機」という関係が成り立っています。
私たちの身の回りにある計算機は、自然の法則や現象を模倣したり、自然の一部として機能しています。
一方で、自然の中にも計算機のような仕組みや構造が見られます。
このように計算機と自然を探ることで、新しい自然を想像することができます。
これは、これまで「映像の世紀」と呼ばれてきた時代から、「魔法の世紀」への移行を意味しています。
例えば、消滅するはずの物質を識別でき、メディアに保存することで、消滅しない物質となるような可能性が示唆されています。

Claude
Shinichi Yosida 編集

計算機自然という概念が自然とイメージされるようになっていきました。
落合陽一氏のメディアアートの映像を繰り返し見ていると、オブジェクト指向の下に計算機自然が存在し、世界を点と線の波形として捉えられるようになります。
2018年11月頃、「デジタルネイチャー」という本に出会い、そして同年12月5日に「落合陽一塾」に入塾しました。この出会いは、自分にとって特別なものでした。
好きなデザイナーに早期に出会い、その後も磨き上げていきたいという想いがありました。例えば、ヨウジヤマモトの服を試着してみたいといった具合です。
その後2〜3年経ち、YouTubeの映像を通してデジタルネイチャーに関するイメージを考えるようになりました。
特に、「未知の追憶」の「アリスの時計」は印象的で、インターネットの時間軸を表現しているように感じました。
他にもZOOMBACK×OTCHIAIなどのインターネット配信動画にも魅力を感じました。
2023年には、落合陽一氏が経営するベンチャー企業PXDTの株式を1株保有しました。
デジタルネイチャーを研究するには、民藝、デザイン、統計、AI、コンピューターサイエンスなど、様々な知識とスキルが必要ですが、それは非常に魅力的で楽しい学問です。

Claude
Shin'ichi Yosida 編集

デジタルネイチャー&私

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