"観察" から生まれた Customine
画像は富士山周辺でキャンプをした時の帰り道です。また行きたい…おすすめの富士山周辺キャンプ場があればぜひ教えてください。
さて、強制的にアウトプットの機会を作ってみようと、Customine Advent Calendar 2023 に参加しました 12/2 担当の清水です。
今年助かったCustomine について投稿します。目次の後にまずは結論から。
2023年 "俺のCustomine" はこれだ!
1アクションです。これだけで終わるとさっぱりしてしまうので、ここに至った経緯を記載していきます。
kintone やCustomine との関わりについては割愛しますのでよろしければ過去のnote 記事をご覧ください。
2021年のkintone AWARD にて2年間の取り組みを13分に凝縮してお話させていただきました。kintone × Customine × コミュニティ に救われたという話です。
状況:2023年 在宅救急センターの業務改善に着手
この時から1年半くらいが経過した2023年。
事例で触れていた「在宅救急センター」に直接関わる配置になりました。
当番制で緊急往診の専用ルートを確保して、24時間365日、患者様の出動要請に合わせて緊急出動ができる体制をとっています。
医師と救急救命士でチームを構成しており、私は主に診療以外のことをサポートしています。
(採用含めた人事、経理、総務、マネジメント、他事業所や他部署との調整、想定外の問題の調整等…バックオフィスものびしろしかないですw)
kintone を導入してから2、3年も経過すると現場の改善の声を聞いたり、プロジェクト化したりしても以前ほどは大きな改善もなく、ある意味平穏な状態になっていないでしょうか?
私の質問や課題設定の仕方に工夫の余地があるのかもしれませんが…。
また業務の特性上、出動要請に対して迅速な行動が必要になるため、常に体を空けておくことが重要であり、付帯業務の削減や効率化については院内の他部署より進んでいる印象でした。
そこで今回の配置でより近い立場で関わるようになったことで、合間を見て一緒に緊急往診に向かうこともしています。同行時には何か貢献できそうなことはないかな、と往診の流れを観察していました。(凝視し過ぎない程度に)
今回の改善案はそのときに感じたことでした。出動要請があり、Google chat 通知から出動までの動きになります。
今までのフローでも経験を積んでますので、非常にスムーズではあります。
ただ、思いついた案の流れでいけば、手順が半分以下になるな、と。
Google マップ の活用が重要だと再認識。kintone でもGoogle chat 通知でも楽に確認できるように、レコード追加時に合わせてGoogle マップのURL の用意があれば熱い!と考えました。
そこで: gusuku Customine でなんとかなる? → なんとかなった!
試したこと①
最初は単なる文字結合で試しました。
しかし、結果は失敗…
試したこと②
こんなときはCustomine チャットサポートに問い合わせです。
おぉ、やりたいことができました!
gusuku support の中の皆様、いつもありがとうございます。
*自分で調べた際に「URL 生成 カスタマイン」で検索していたため、うまくヒットせず。それで解決方法がわからずチャットサポートに問い合わせをしています。「URI 生成 カスタマイン」と検索していたら見つけ出せていました。用語を正しく知る & 使うことも大事だな、と。
ちなみに、encodeuri 関数 は2023年6月頃に追加されたそうですよ。ぜひお試しください。
まとめ① 百聞は一見にしかず
今回のカスタマイズは毎日使うものということもあり、「すごく使いやすくなりました!誰の声ですか?ナイスです」とすぐに良い反応がありました。有り難い。涙
「誰の声か?」と聞かれた理由は、おそらく以前から私がよく聞き回っているからだと思います。
しかし今回に関しては「誰かの声ではなく、実際の動きを観察して気づいた」ことが事実です。これはヒアリングや会議からでは言葉にはなっていなかった内容になります。
まさに”百聞は一見にしかず”だと感じ、先人の教えをもっと早く取り入れたら良かったと思いました。
余談。実はこのことわざには続きがあるそうです(創作かもしれませんが)
聞いてみて、見てみて、考えてみて、行動してみて、成果を出してみて…(どれも大事)
今後も先人の教えを取り入れながら良い取組みにしていこうと思います。
まとめ② Customine があれば、アイデアがカタチになる。なんとかなる
ユーザー交流会について 「わったーかすたまいんちゅ」「ちむぐくる」
アイデアをカタチにするために他の方の事例や Customine の使い方がとても参考になります。
ユーザー交流の場として「わったーかすたまいんちゅ」「ちむぐくる」というユーザーコミュニティがありますので、ご興味のある方は参加してみてください。来年も開催する予定です。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
少し早いですが本年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。