1人〇〇ブーム。
10月28日の金曜ロードショーで「君の名は。」のノーカット放送が決定したらしい。
僕が初めて1人で映画を見に行った時に作品が「君の名は。」だった。当時はものすごい盛り上がりで毎週末興行収入が発表されたのを思い出す。
新海誠監督作品とあって、まずは映像の美しさに感動した。内容もよくて途中で涙も出ていたと思う。極めつけはRADWIMPSが主題歌を含む音楽全般を担当しており、音楽にも惹かれた。RADWIMPSは好きなアーティストで「最大公約数」が特に好きでおすすめです。ちなみに映画を見たあとテンションが上がって、「君の名は。」のサウンドトラックCDも購入した(笑)。
そんなことはさておき、いつからか1人○○というのが流行ったように思う。僕は1人で行動するのが好きだから流行る前から何でも1人○○でした(笑)。
では、なぜ1人○○が流行ったのかを考えてみようと思う。
僕はSNS疲れが一因だと考えて思った。
SNSの中で1人になることはかなり難しい。一度誰かと交流すると基本的には芋づる式に多くのユーザーと関わりを持つようになる。そうすると、昼間は学校や職場で人と関わり、プライベートな時間もほとんどSNSでの交流にあてる生活になる。つまり、1人になれる時間が極端に短くなっている。人と関わる時間はダメだという訳ではないが、1人の時間も多くの人が必要としている。
1人の時間は自分の思考を整理するときに絶対に必要になる。感情的な人、理論的な人とすべての人をおそらくどちらかに振り分けられるだろうが、正確には感情80%理論20%の人と感情20%理論80%の人のようにどちらの割合が多いかということだと思う。そうすると、どちらに分類されようが論理的な部分を人は必ず持っているということになる。だからこそ、全ての人に思考を整理する1人の時間が必要だと言える。
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