現実から逃げるオジ
朝、鏡を見て老けたな〜と思う。
当然だろう。もう51歳なのだ。
年齢の割には若く見えるとよく言われるが、朝の起きたてはジジイまっしぐらである。
残された時間は少なくなってきている。
早く独りから抜け出したいのだが選びすぎる故に先に進まない。
この前もワイン会で会ったバツイチ47歳の女性と2人で飲んできた。
いい人だしこのまま会っていればパートナーになっていただろう。
でも話している時、心の底からは楽しいと思えなかった。
なので疎遠にしてしまった。
もう何人目だよ。
自分の理想の女性を求めても相手からすれば私は許容範囲すら入らないだろう。
夢見るようなドラマチックなことなど起きない。
いい歳してこんなことを書いているオジは気持ち悪い。
もっと自分を客観的に見た方がいいのだろう。
でも見ないフリをしている。
見えるのは鏡に映る自分の老けた顔である。