2021/11/08
今日もお疲れ様でした。
皆さんも靴磨きしましたか?
Y’s Shoeshineの一週間が終わりました。
台風一過ならぬトランクショー一過なのでしょうか、売り上げはボウズでした😅
いや、ご来店はあったんですからね!笑笑
今日はそんな日なので、補強など時間のかかる作業が捗りました!
補強と言えば、みんな大好き(?)ビンテージスティールです。
今日撮った写真ではないのですが、写真はオールデンのソールです。
僕は包丁が使えないので、カッターで慎重に切り込んでゆきます。
オールデンの出し縫い糸が走る溝はとても浅く、スティールの厚みに合わせて素直に作業しようものなら糸は全部切れてしまいます。
僕は建築屋の経験があるので”構造体”に触るのは本当に嫌いです。
ですから”可能な限り糸は残す。”これが僕の中でとても重要になります。
加工が終わったら。糸と切断面を叩いてスティールを当てがいます。
一応、補強でボンドも塗っておきます。
僕自身、修理は必死に勉強しました。しかし、手を動かすことはそう簡単にはいきません。
お付き合いのある方々から多くのヒントをいただき今に至り、何とか作業させていただいています。
ここまで調整をしたら、後は紙やすりでもう少しだけ跡消しを攻めて納品しました。
そう言えば話はガラッと変わりますが、”ビンテージスティール”って造語なんですって!
有名な某修理屋さんの社長と従業員の方が作った言葉だそうで、ビンテージの英国靴によく付いていた事からネーミングされたのだとか…
受け売り知識なので、教えていただいた時は唸りました。
無知はダメですね😅
スティールやヒールを削っている時は、研磨音でご来店に気づかない時があります。
僕がそんな時はコラって言って下さいね笑
イーズシューシャインな1日、今日はこの辺で…
杉村