2024/10/27 エル・クラシコを観て バルサのフリック監督に修正してほしいところ
このお話は、自分の息子がサッカーを始めたのをキッカケにサッカーを学んだオジサンが書いている内容になります。
サッカー経験者の方には、「?」と思う内容かもしれません。
素人だと思ってお許しください。
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エル・クラシコをご存知でしょうか?
これは、リーガエスパニョーラというサッカーのスペインリーグで、FCバルセロナとレアル・マドリードが対戦する時だけ『エル・クラシコ』という名前を付けて試合をするんですねー。
この2チーム、めちゃくちゃライバルなんです!
バルセロナがあるカタルーニャ地方は、スペインから独立したがっていることが深く関係しているそうですよー。
元は別の国で言語も違うそうです。
さて、ボクはどっちのファンなのかと言いますと、FCバルセロナです!
サッカーを文化にしているチーム
FCバルセロナは、サッカーを文化にしています。
ざっくり言うとパスを繋ぐサッカーです。
これを徹底してるんです。
そこが好き。
日本の過去のサッカーと比べますと。
例えば、こんな感じです。
ドイツがワールドカップで優勝したら、
日本もドイツみたいにショートカウンターをやらないと!
のりたま(あのー。体格が全然違いますよぉ。)
ブラジルが優勝したら、
やっぱりサッカーは個人技!
もっと個人技ができる選手を揃えないと!
のりたま(お尻の筋肉とか見なさいよ。元々の筋肉のつき方が全然違うのよ。)
と、まぁ、こんな感じで、ズレたことばっかりするのが日本のサッカーでした。
ところが、多くのスペインのチームは違います。
特に代表的なチームが、FCバルセロナなのです。
どのように違うのか。
FCバルセロナは、パスを繋ぐサッカーをします。
キーパーからパスを繋ぐのです。
そして、試合に勝ち続けます。
すると他のチームは、FCバルセロナに勝つためにプレッシャーをかけて、パスを出させないようにしようとします。
下の絵は、キーパーからのパスを受けるディフェンダーの間隔が狭い場合です。
このようにプレッシャーをかけられた時に、どうプレーするか?がチームによって違うのです。
これがFCバルセロナじゃなかったら。
プレッシャーをかけられてパスを出すのが難しいから、キーパーからフォワードの辺りまで大きく蹴って、そこからなんとかしよう!
と、なります。
でも、FCバルセロナは違います。
パスを繋ぐサッカーは変えない。
だから、
『プレッシャーをかけられても、パスを繋ぐサッカーするにはどうすればいいか?』
を考えてプレーするのです。
サイドバックも下がって、キーパーと横並びのようになり更にグラウンドを広く使う。
グラウンドの真ん中にスペースが空くと、ミッドフィルダーがそのスペースに入ってきてパスを受ける。
だから、パスを繋げる。
真ん中も相手がマークしてきたら、キーパーの横にいるディフェンダーにパスを出す。
こうやって、パスサッカーを継承し続けているのでバルセロナでは、大人から子供までみんな、FCバルセロナのサッカーは「パスを繋ぐサッカーなんだ!」と知っているのです。
これが、FCバルセロナのサッカーが文化になっているというところです。
パスサッカーを、どんどん進化させて強くしているチームなんですね。
カッコいい!
1899年創設なので、もう100年以上続いているチームなんですよー!
ボクはそんなFCバルセロナの取り組み方が好きなのですが、今年になって監督が変わりめちゃくちゃ強くなったと言うことで、U-NEXTで画質悪いのに月に2,700円も取るボッタクリやん!みたいなものを1ヶ月だけ契約して、エル・クラシコを観ることにしたのです。
すると、FCバルセロナがやっていたサッカーを進化させて、よりオフサイドを取れるようにディフェンスのラインを上げて前線(フォワード等、前のポジションの選手)からプレッシャーをかけていました。
こうすると、相手ディフェンダーはボールを奪われるのが怖いから前に大きく蹴りたくなってしまいます。
そこで、大きく蹴るとオフサイドというファウルを取れるという仕組みです。
(オフサイドは、待ち伏せ禁止だよ。というルールです。)
おお!
これは、ボクが小学校のコーチを3年くらいやっていた時に、トレーニングしていた戦術と一緒!
まぁ、ボクが元々FCバルセロナに憧れて、そこから戦術を考えていたから当たり前だけど。
ボクの考えた戦術は、間違えてなかったんだ!
と、感動しました。
因みに、この戦術はnoteで、MATSUDO City FC の試合を見た時に、
「こうした方が良いと思う」
と書いたのでした。
考えが染み付いとる。。
まぁ、それは、それとして。
今年のFCバルセロナは、とても強くて、この日のクラシコも
前半 0-0
で折り返し。
後半 0-4
で、FCバルセロナがアウェイなのに4点差で勝ったのです。
数字だけ見ると、めちゃくちゃ強い!
じゃあ、内容はどうだったのか!?
…内容は、イマイチでした。
レアル・マドリードのフォワードが、FCバルセロナのオフサイドトラップに対処出来なかった試合。という印象でした。
あのオフサイドトラップに、たしか12本ほど引っかかってましたからね。
いくらなんでも引っかかりすぎですねー。
レアル・マドリードらしくない試合でした。
FCバルセロナはどうだったのかと言いますと、先ほど書いたようにイマイチでした。
FCバルセロナらしくない試合
FCバルセロナらしくないところが一つあって、それが致命的で、早く改善しないと次に監督が変わった瞬間、全然勝てない史上最弱のチームになるんじゃないか?と怖くなりました。
それが、今シーズンから指揮をとっているフリック監督は、今までのFCバルセロナではあまりやらない浮き球のパスをたくさん使っているようなんです。
状況によっては、それも今まではやっていましたが、それは、FCバルセロナはやらないサッカーなんですね。
(負けている試合の、残り数分でやることがあった)
下の絵のように、フットサルのスペースの使い方をうまく取り入れて、スペースに浮き球のパスを入れるのは良いと思うのですが。
クラシコのFCバルセロナは、逆サイドの選手に浮き球のパスでサイドチェンジするようなプレーがかなり多かったです。
そして、それが相手ボールになっちゃう。
前半だけで5本も、浮き球のボールでサイドの選手にパスを出して、それを相手に奪われていました。
今までのFCバルセロナでは、あり得ないプレーです。
フリック監督から別の監督に変わったら、今みたいなオフサイドトラップの戦術をやめる可能性があるので、そうなるとかなり怖い事になります。
浮き球でのサイドチェンジが良く無い理由
浮いているボールは、たくさんの選手からボールの位置が確認出来る
ボールの位置が分かるから、どこに落ちるのか直ぐ想像がつく
誰にボールを渡そうとしているのか、直ぐに予想できる
浮き球のパスは、トラップに時間がかかる
だから、かなりの確率で相手ボールになる。
そういう戦術のチームもあるのですが、FCバルセロナは違うんですよ。
浮き球のパス練習が多くなっているからか、ロンド(鳥かご)というショートパスの練習を減らしてるんじゃないかな。
そのくらい、パス回しが下手になっていました。
特に、キーパーとセンターバック、サイドバックパスの連携が下手でミスが多い。
これは、レアル・マドリードのフォワードやミッドフィルダーの激しいプレッシャーがあったから。とも言えるけど、そう言う時こそ、普段から練習してたら連携できるものだと思うのです。
でも、この日のFCバルセロナは、直ぐミスをしていました。
FCバルセロナらしいサイドチェンジ
ただ、逆サイドへのボールの運び方で、FCバルセロナらしい場面も何度かありました。
一つ例をあげると、前半37分頃だったと思うのですが、右サイドからテンポよくショートパスを繋いで左サイドまでボールを運ぶ場面があります。
この方が、浮き球でサイドチェンジするよりも速いし、相手に取られないんです!
これが、本来のFCバルセロナのプレーだと思いました。
フリック監督!これ、もっとやって!
という訳で、浮き球での
「サイドチェンジを止める!」
これが、FCバルセロナらしいサッカーを取り戻して、更にフリック監督らしいサッカーで勝ち続ける方法だと思いました。
フリック監督は凄い監督だから、たぶんもうクラシコの試合中に気付いてるとは思いますが。。
FCバルセロナ、この調子で優勝だぁー!
……
…
と、ところで、ボクはクラシコを観ていて、
(ボクがレアル・マドリードの戦術を考える人だったら、アンチェロッティ監督にこのように提案するな。)
と考えた攻撃がありました!
アンチェロッティ監督が、このnoteを見るわけないし、プロの参考になるとも思えないので自己満足で載せたいと思います!
それは、ワンツーリターンです。
なんだ、ワンツーリターンかい!って思った人もいるかと思いますが、槍のようなイメージのワンツーリターン。
名付けて「スピアワンツー!」です!
………
すみません。
今、思いついて、カッコいいかも!ってテンションが上がって書いてしまいました。
さて、どんなものかというと。
このように、FCバルセロナがオフサイドを取るためにディフェンスラインを上げています。
弱点は、その後ろのスペースです。
今回のクラシコでは、レアル・マドリードのフォワード2人が、FCバルセロナのディフェンスラインのギリギリを狙っているのか、駆け引きに負けまくって0点に抑えられました。
でも、ワンツーリターンでディフェンスラインの後ろのスペースに槍の様なスルーパスを出す方法なら、フォワードはディフェンダーを追い抜いていく動きになるのでオフサイドになりません。
しかも、スペースがたっぷりあるので足が速いフォワード2人がいるレアル・マドリードにはピッタリな戦術だと思いました。
スペースにパスを出したら、あとはFCバルセロナのキーパーが思い切ってペナルティエリアの外に飛び出して止めるか。
FCバルセロナのディフェンダーが、レアル・マドリードのフォワード2人よりも速く走るか。
かなり難しい守備になります!
だって、めちゃくちゃ足が速いんだもん。
怖っ。😨
もし、そうなった時に、FCバルセロナがどう対処するのか?
これがまた楽しみなんですよね〜。
そういう時に、どんどん進化するチームだから好きなんだよなぁ。
いやぁ、興奮して書き過ぎてしまいました。
今回はこのくらいでやめておこうと思います。
ありがとうございました。😊
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