2024/11/11 レアル・ソシエダ vs FCバルセロナを観てフリック監督に修正して欲しいところ
FCバルセロナが負けた試合になります。
いやー、残念。
ボクはFCバルセロナのファンなので、残念です。
でも、解説や実況の方が驚いているのや、
ネットニュースになっていること、
ほどの驚きは無かったんですよね。
その理由は、前回クラシコについて書いた時に、
これ、やっちゃダメだと思います。
と書いていたことがあるのですが、それが続いていて、そのプレーから失点してるんですよ。
この記事では、浮き球でのサイドチェンジをやめて欲しい。と書きました。
それで、この試合の失点シーンですが、
FCバルセロナのGKが浮き球の大きなパスを出してしまいます。
前回も書いたのですが、浮き球の大きなパスは、直ぐにどこに向かってるのか分かるので、
フリーでボールを受ける
ということは、ほぼありません。
なので、この時も競り合いとなり、レアル・ソシエダの選手にヘディングで繋がれます。
そのまま、素晴らしいカウンターでゴール。
前回は、興奮して書きすぎてしまったので、今回はポイントを1つに絞って書きたいと思います。
なぜ、FCバルセロナのGKは、あのパスを判断しなければいけなかったのか
上の絵が、FCバルセロナのGKが蹴った浮き球のパスです。
このボールを取られて、そのままカウンターで失点します。
フリック監督に言いたいのは、オフサイドトラップの戦術は素晴らしいのだけど、
「オフサイドを欲しがりすぎじゃないですか?」
ということ。
GKがボールを持っているということは、
FCバルセロナの攻撃の時間
ということです。
それなのに、大きく浮き球のパスをして一瞬で相手のボールにすることに、何のメリットがあるの?と考えると、今のFCバルセロナにとっては、
オフサイドトラップでオフサイドを取りたいから
だということになると思います。
先ほどの絵で、点線の位置を変えて丸を付けて確認して欲しい選手の位置があります。
これは、このGKがボールを持った時のFCバルセロナのサイドバックの位置です。
赤い丸がレアル・ソシエダの選手です。
レアル・ソシエダの選手は、この日ハイプレスという守備をしていました。
そのため、FCバルセロナの攻撃になっても、自陣に下がる事なく、GKに対してもプレッシャーをかけにいきます。
その後、大きく浮き球のパスを出して奪われます。
おそらくGKのイメージはこうです。
今のFCバルセロナは、試合中ずっとオフサイドトラップという戦術に集中しているように見えます。
だから、この時もおそらく、このように相手陣地の味方がいるところに大きく蹴って、ラインを一気に上げる。
そこで、オフサイドを取る!
監督!オフサイド取れたら喜んでくれますよね!?😃
という感じの判断だったんじゃないかな?と思いました。
そういう守備の考え方もあるとは思うのですが、攻撃の時に自分のボールをわざわざ相手に取られる事を考えてどうするだ!と思うのです。
オフサイドトラップに取り憑かれてる様なもんですね。
FCバルセロナのサッカーは繋ぐサッカーなんだから、攻撃の時は繋いで、相手に奪われた瞬間切り替えてオフサイドトラップを狙いに行く!で十分だと思います。
今のFCバルセロナはたくさん点が取れていて、凄い得点力だ!と言われていますが、オフサイドトラップに引っ掛けまくって、相手が疲れてるから、たくさん点が取れてます。という印象です。
つまり攻撃に関しては、雑です。
オフサイドをしっかり取っていれば結果に繋がっていたから、気にしてなかったのだと思うけど。
レアル・ソシエダ戦ではオフサイドを3本くらいしか取れてないです。
逆にレアル・ソシエダにオフサイドを2本取られてましたからね。
完敗でした。
今回の試合を観て、フリック監督に修正してほしいところは2パターン用意しました。
攻撃の時は、しっかり繋ごう作戦
上の絵のように、GKがボールを持った時にサイドバックがしっかり下がってボールを繋げるようにします。
今のFCバルセロナは、攻撃の時のルールが無い。
あるとすれば、
「攻撃の時から、もしボール奪われたらオフサイドを取れるように準備しておいてね!」
がルールなのかな。と感じてます。
それで、ボクの提案は、
「攻撃の時から奪われること考えてどうするの?奪われないでゴールを奪う事を考えなさいよ。」
というものです。
↑ これが一つ目のパターンでした。続いて。
オフサイドトラップを徹底してやろう作戦
もう一つのパターンは、もう、フリック監督の間は攻撃のルールは特に決めない。
縦パスに反応して決めてくれー。
ということにして、攻撃の時から常にオフサイドトラップの事を考えることに専念する作戦です。
これはこれでありだと思います。
出来ればFCバルセロナ以外のチームでやってほしい作戦ですけど。(ボクは繋いでほしい)
という訳で、GKがボールを持ったら相手にボール奪われる事も前提として相手陣地の方に浮き球のパス、ロングボールを出す。
もう、そのルールがわかっていれば、FCバルセロナのセンターバックはGKがボールを持った時点でほぼ迷う事なくラインを上げることができると思います。
早い段階で一気にラインを上げていれば、今回のカウンターもオフサイドを取れていました。
今回の失点は、
攻撃時、GKがボールを持ったらどうすればいいか?のルールが徹底できていない事が原因
だったと思います。
しまった!
結局、興奮して長くなってしまいました!😳
今回、クラシコをキッカケにU-NEXTを1ヶ月だけ契約して観たので、試合の感想を書くのはこれで一旦最後かと思いますが、とても楽しかったです。
FCバルセロナ、このままいくと逆転されてしまうんじゃないかと心配しておりますが、なんとか修正して優勝してほしいと思います!