ラフの究極系
こんにちは。イシカワです。
自分のインスタグラムを見て下さっている方はお分かりかと思いますが、
最近また「食」への熱が戻ってきまして。
色々な美味しいご飯を食べにいったり、調べたりの毎日です。
またそこらへんについても書いていければなと思っていますので、
お楽しみに。
その「食」で最近、発見が多くて。
私の地元、”大阪・堺”には美味しいご飯や、街並みを感じられる空間が数多くある!という発見です。
何回か前のnoteで、お洒落カフェ”Cafe Queserasera”についてご紹介させていただきましたが、
勿論あれだけではなかった。
探せば、探すだけ堺のお店には都心にはない”個性”がある。
勉強になることも多く、調べている時間が楽しい。
改めていい街だったんだと体感することが出来ております。
「堺特集」
これまた近々絶対やります。
てな訳で今日は洋服について。
そんな「食」を回っているとき、
勿論、お洒落をしていくわけなのですが、
服への意識が高い分、行く場所や街並み、店のイメージによって
なぜか洋服を変えて出かけたくなるんですよ。
気持ち悪いですよね。
そんな自分がどこを回ろうが、何をしようが、
毎回納得できるスタイリング?というか洋服?があるんですよ。
かなり初期のころに書かせて頂いた、
「究極の日常着」
あれ(olde homesteader)とはまた別。
ソレは日常を究極にするもので、あくまで追求着。拘りですよね。
今日お話ししたいのは、「ジャンプスーツ・つなぎ」です。
出た出たと。
前回の「イシカワの着装史」を見て頂いている方はお分かりの通り、
”イシカワらしいアイテム”です。
昔っからほんとに好きで好きで。
それは、「ジャンプスーツがめちゃくちゃ格好いいから好き!」
とかじゃなくて。
なんなら元々はかなり抵抗ありましたね。
「どうやってきんの?」って。
ただそこから某海外有名校卒のデザイナーが作る”ツナギ”、”ジャンプスーツ”という物をビジュアル的に惹かれて購入しました。
少しのモード感を感じつつ、落ち着いた佇まい。和モダンを感じるようなアイテムに惹かれ、いざ着用。
まず初めに思った感想。
「意外と簡単」「俺めちゃくちゃ似合うやん」でした。
そこから「感動」。
ビジュアルにはない良さ。詰まっているのは「楽」を教えてくれる感動でした。
そこからドはまりでした。
勿論、ビジュアル的に格好いいアイテムでもあり、ビジュアル重視でスタイリングを組むことも多い。
ただそれって似合う人みんなが出来ちゃうなって。
自分が一番したい雰囲気、
あくまで物凄く楽なアイテムなんです。
自分はそこに重きを置く。
前回の着装史でもお話ししましたが、
”格好いいジャンプスーツ着て、適当な髪形で寝起き。物凄くダルそうな顔して「おはよう」”
そんな雰囲気をジャンプスーツを着るときに持ちたい。
そう感じていました。
誰もが持てる訳じゃない、ものすごく抽象的な雰囲気。
それを感じている人すらそこまで多くないんじゃないでしょうか。
あくまでもの凄く格好のいいアイテムですから。
「だからこそ」
その精神で楽しんでいるジャンプスーツに新たな出会いがあったので
、ご紹介させて頂こうかなと。
僕の大好きなブランド様から。
正直ずっと気なっていたというか、欲しかった。
今回の自分のポップアップイベントで再開を果たす。
誰にもとられたくないという想いをもって接客させて頂きましたが、
普通に熱量籠っちゃいました。伝わっちゃいました。売れちゃいました。
ただ、本当に縁。最終日で一着だけ残りました。
はい、勿論迷わず買わせて頂きました。
販売員としてあるまじき行為をしてしまい、楽しみにされていたお客様がいましたら本当に申し訳ありませんでした。
まあ、許してください。ホンマに欲しかったんで。
てな訳で、そのアイテムが、
m's braque / ORGANIC COTTON HERRINGBONE JUMP SUIT
です。
スタンドカラーに大振りにとられたZIPですっきりとしたフロントデザインと裾までストンとワイドなバギーシルエットのジャンプスーツ。
オーガニックコットンヘリンボーンの温かみのある風合いを感じるデッドストックファブリックが男らしくも他にない上品な印象です。
ウエストベルトループ付きで様々な着こなしに対応可能。面白いのはなんてたってここ。
いつもの装いに変化を付けられるスペシャルピース。
イシカワの好みで行けば確実にベルトを通さず、ダルッと着こなす。
それが自分の着こなしですが、ベルトループがついている!
雰囲気を変えられる。毎日ダルッとしていると中身までダルッとしてしまうんじゃないか。
そんな時にベルトを通してカチッと。
一着で3,4着分楽しんじゃってください!みたいな。
モードとクラシックの間のリアルクロージング、それを体感してもらえる一着。
作り手の創作への熱量は自分が着て表現することで初めてわかる。
”自分の表現”に付加価値を与えられました。
ちなみに、ジャンプスーツの語源はつなぎの服がパラシュート部隊の制服として使用されたのが始まりで、落下傘部隊員(jumper)の制服(suit)からジャンプスーツと呼ばれるようになったと言われます。
1970年代に女性用の服として流行したのですが、当時の主流は肌の露出面積こそ少ないもの体の線が出やすいデザインであり、着る人を選びやすいファッションであったみたいです。
ただ最近ではまたレディース色ぷんぷんでプッシュされるようになってきて、再度街角で見られるようになった。
そんなフェミニンなイメージで、正直自分は着ていないので何ともですが、
かなりニュアンスとしてモダンファッションに落ちてきているからこそ、
他との差別化に対する意識って大切なんじゃないかと。
また新しい着方や工夫を見つけたら、インスタにでも載せますか。
とりあえず、今からこれ着てカフェ行ってきます。
イシカワ