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至極
こんにちは。イシカワです。
「アレ!!」
はい、関西育ちです。18年ぶりの快挙。こんなにも嬉しいと思えるんだ、という事に感心していました。おめでとう御座います全てのファン皆さん。そして選手に監督。この3連休は祭りです。(頑張ってノンアルコールでお祭り騒ぎします)
そうなんです、祭りなんですよ皆さん。阪神優勝だけでなく、とんでもない入荷が待ち受けています。今がきっと一番楽しい店内。皆さんと一緒に楽しく、洋服を囲んでわちゃわちゃする楽しい絵面が、脳裏に浮かび上がります。
入荷が多すぎて、、、
ともなってはいるのですが、ただ恐縮ながら、僕の更新ペースは変える気はありませんので、変わらずブログは、一つの洋服事や一つの項目ごとに丁寧にご紹介させて頂きます。スタイリング沢山撮りたいし。(明日はコメディアンが出勤しておりますので、いっぱい撮りますよ~。もしかしたらインスタライブも出演、、、?)
そういう訳で、
blurhms / CLASS / m's braque / KANEMASA / etc…
辺りが入荷していますので、今後もゆっくり書いていきます。インスタグラムとオンラインストアは極力早めに更新して、何が入ってきたか分かるようにはしますので、何かあればいつも通りなんでもDM下さい。いつも通り気分でストーリーズも更新します。
そして本日は。これだけは先に。
そんな”至極”のレザージャケットです。
blurhms
- Lamb Cossack Jacket -
MATERIAL: Lamb leather
COLOR: black
SIZE: 3
PRICE: ¥236,500-(tax in)
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お問い合わせもかなり多かった。それくらいこの”blurhmsのコサックジャケットの異常さ”には皆さん気づかれていた事でしょう。
先に諸々話すと、”レザーを使う”という点には各ブランド、作り手それぞれの解釈があります。カッティング面も、素材面も、もちろん加工面も。色々な話を聞いたり、見たり、出会ってきましたが、レザーは本当に沢山の私情や感性が蠢くものです。作り手個人の感覚では、「剝ぎ取った生のものなど使わない」や、「人を殺めるために作られた洋服は作らない」などといったポリシーを大切にされている方々もいらっしゃいます。素晴らしい考え方だし、ある種の拘りであり、その人にしか生まれない個性だなとも感じます。特にレザーはそういった点が多い。レザー自体の種類は勿論多いですが、繊維よりは多くはない。だからこそ使い方や取り方一つで、より深く、心から大切にしているポイントみたいなものが、各々のポイント垣間見えます。
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今回作成されたこのレザージャケットは、騎兵が使用していたジャケットで認知のある”コサックジャケット”をベースに、世代、年代を超えて沢山の洋服を見て、着てこられたblurhms独自のフィルターを通して解釈された一着。A-1フライトジャケット、スポーツジャケットとも言われているコサックジャケットの原型は、本来ショールカラーだったりステンカラーのものが多い。”blurhmsらしい解釈”そのフィルターの先はきっと「作りこまれたミニマム」なんです。
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前立ての仕様や脇の剥ぎ、更には随所に本来必要とされる箇所の剥ぎを極力無くしたり、少なくし、使うラム革を最大限広く、大きく、どこまでも贅沢に使った至極の一枚に仕上げています。ミニマム過ぎますよねこの見た目。ただこれ、凄く難しいことなんです。
本来洋服には繊維よりも向いてはいない革。それを洋服と成すためには剥ぎや縫製を入れて形を取らなけらばいけない。そのため細かくカッティングされ継ぎはぎの様に作られることが多い。そこをラム革本来の良さを体感頂くべく、極力ミニマムに、そして何よりそんなラム革を贅沢に革を利用できるように作られたパターン設計。凄い。初めて見たとき、本当に引き込まれるようなラグジュアリー感を表革から感じながらも、どこか馴染みやすいとい言うか、つい手を伸ばしてしまう、そんな感覚だった気がします。
「気を張って格好良く」そんなアイテムのはずなのに、こんなにも贅沢に革を使って、異様な姿なのに、どこか形からは、blurhmsのお陰でデイリーさを感じられる。
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柔らかくきめ細やかな、スペイン産のラムを仕様。ラムはとても繊細で、加工の工程や仕上げの方法によって、カウレザーのそれよりも過度に反応し、より表情を変えて豊かになります。それも良いんです。今回のCCUのような雰囲気ある仕上げも良いんです。ただblurhmsはそこの解釈もまたミニマム。ミニマリストですねもう。加工特有の光沢を出しすぎないように、そして素材の良さを引き出すために素上げで仕上げています。なんともミニマム。変な工程を行わず、ラム言わば子羊本来の油分たっぷりの革を使っています。
見てください写真。なんとも品ある表情感。本来のしっとり感と艶、そして品格を、これほどかと言うほどにミニマムに仕上げられたジャケットで体感してみて下さい。
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見えてきました、聞こえてきました、皆さんの声が。
「君に決めた」
と店頭で叫ぶ声が。週末お願い致します。
イシカワ
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MusterWerk Sud.
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