カレーハウスKEN
別の用事で通りすがりに発見。
お好み焼きの看板と、カレーのお店の看板と
お店の名前が違う二つが並んでいる。
昼はカレー屋さん
夜はお好み焼き屋さんなのだそうだ。
車で通りすがりに発見。
中はガラガラの様子。
「どうする?お客さんいないからだめかね〜。」とひろし
「でもネタになるね。全く違う看板二つのお店ってどんなカレーなんだろうね。興味ない?」
とわたし。
「面白そうだね…入ってみるか…」
それから少し離れた駐車場を見つけて、そこから歩いてカレー屋へ向かう。約20分後に到着。
12:40まだお店はガラガラ、誰もいない。
入る寸前にひろしがポツリと「あれぇ〜失敗かなぁ〜」と一言。
お店に入ると小さなお好み焼き屋さん仕様の作り鉄板を持つ長いカウンターがあり、その上にカレーのお皿がが何枚も積まれている。
暗い奥にはテーブル席が一つ。
カツカレー中辛とチキンカレー大辛野菜目玉焼きトッピングを頼む。もちろん後者が卵好きのわたしのオーダー。
カウンター席からは全てが見渡せる。
カレーハウスKENというから、ご主人?!が取り仕切るお店かと思いきや、おかみさん⁈がチャキチャキ取り仕切る。
私たちが入ってしばらくしてお客様が続々と入ってくる、電話もじゃんじゃん掛かってくる。
他の常連らしいお客さんが「電話すごいね」と聞くと、「今日はなんだか不思議だね〜。」と奥様が。
そのうちカウンター席が満席になり、奥のテーブル席も埋まり。さらにはお店の外に待つ客ができる。
ドンドン入るオーダーに、おかみさんの手元は迷いなくドンドン仕事をこなす。入ってくるお客に待つことを促し、カツに衣をつけてあげ、お会計をして、電話対応をして。とにかくすごい。
「一寸の迷いも無い動きが気持ちいいね」と二人で感動する。
目の前に届いたカレーは素朴な雰囲気。
ハート型四つの大家族のお家にありそうなフライパンで焼いた目玉焼きは穴の空いた落とし蓋で半蒸しにしている。いい感じに蒸されつつ、黄色い目玉焼きに仕上がる。目玉焼きへの愛情も伝わってよし。
日本の美味しいカレーともいう表現が適切だと思う。
いい意味で空港カレーの味に似ているが、野菜とスパイスの新鮮さと野菜の甘みが効いている。
大辛のチキンカレーのベースは、共通に作られたルーにオイルを加え、下拵えしたチキンを加えて、大辛用のガラムマサラらしきものを二振して温める。トッピングした野菜が上に盛られるのでは無く、しっかりカレールーと一緒に煮込まれているのも見た目より味にこだわっていることがわかる。
大辛の辛さが最初はあまりわからない。
食べ進めるうちに辛さが離れなくなってドンドン辛くなる。この辛さの存在もいい感じだ。
ひろしのトンカツカレーは、オーダーが入ってから、塩胡椒を、肉に振り、粉を振り、卵をつけ、パン粉をつけて、すぐに油に投入する。作りたて揚げたてのトンカツはとにかく美味しいそうだ。
席が埋まり、外にも人が並び、テイクアウトのオーダーで忙しいお店であること納得。
「近所だったら美味しい日本のカレーを食べにまた食べに行くね。」が我が家の感想。
#今日も美味しい
#飯テロる
#食べるは生きる
#胃心伝心
#グーノネ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?